ぼくの名前はAmae。
あえてひらがなじゃないのには訳がある。
ぼくとママの出逢いは、ぼくがまだ野良猫だった時、ママは大きな馬みたいな犬とぼくの居た公園へ散歩に来たんだ。
ぼくは生まれてすぐに家族と離れ離れになり、ひとりで公園で暮らしていた。
仔猫に優しい人のお陰でぼくは毎日食べるものに不自由はしなかった。
でもママがぼくにくれたご飯は最高に美味しかったんだ。
その時は知らなかったけど、今では大好物のチュールまで持っていたママは何者⁇と思ったよ。
後からママに聞いたんだけど、ママには最愛なるパートナー猫がいて、その先住猫が “あまえ“ という名前だったとか。
そのあまえに先立たれ、ママは毎日泣いていたらしい。
あまりの辛さでママはあまえにお願いをしたんだって。
あまえの要素をたくさん持った仔猫に逢わせて‼︎と。
その3日後にぼくと出逢ったんだ。
だから名前はやっぱり ”あまえ” なんだって‼︎
でも区別がつかないからぼくはひらがなじゃないんだ。
ぼくにはよく分からないけど、ぼくの中にあまえがいるらしいよ。
ママはとても不思議な人で、人間たちの間ではとても変わり者って言われている。
ママには子どもが3人いて、その娘たちもぼくにとても優しい。
でも、彼女たちのパートナー犬たちとはまだしっくりいかない。
ママが一緒に暮らしていた馬みたいな犬とは、少ししか暮らせなかったけど、彼はぼくにとても親切だった。
よく彼のご飯を横取りしたもんだ。
愛するあまえが天国へ逝って、その次の年に彼ライトもあっけなく逝ってしまった後、ママの悲しみは大きかった。
ママがあまえやライトを思い出し切ない思いをしている時、ぼくはそっと側へ寄り添うようにしている。
するとママは、“Amaeが居てくれてホント良かった‼︎”と、ぼくを優しく撫でてくれるんだ。
ママの口癖は ”何ひとつ良くないものはない。全てが完璧で必然だよ‼︎
ママはいつもぼくに人間の言葉で話しかけるけど、ぼくは分かる言葉とそうでない言葉がある。
だから意識の会話の方が好きなんだ。
意識の会話が得意なママはどんなモノとも会話ができる。
最近新しく家族になったヤモタン(日本ヤモリ)もそうだけど、そのご飯となるコオロギとも話してるママって、やっぱり変だよ。
だけど、そんなママがぼくはだいすきだよ‼︎
今日もありがとう‼︎心から感謝。
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