梅雨明けをしたのに、毎日のようにバケツをひっくり返したような雨が突然やって来て、植物を水浸しにする。
お陰で我が家の3箇所の多肉置き場は瀕死状態の子がたくさん続出。
毎日欠かさずタニパトをしていても、一晩でジュレジュレになってしまう。
一時的な大雨の後、強い日差しで猛烈な暑さが多肉を沸騰させる。
少しの子ならひとりひとりを観察して、葉に溜まった水を吹き飛ばせるが、これだけの大所帯だとそうもいかない。
念願だった花屋をやっているかのように、毎日が植物三昧で、メルカリで売れたモンステラの梱包などに追われている。
娘たちの家に居候させてもらっている子たちのお世話をして我が家へ帰ると、もうすっかり日が沈んでいる時もある。
暗い中、最後に自宅のベランダの子たちを懐中電灯で照らしながら観察する。
すると、バナナの木の新芽が枝のように逞しく伸びているのに感動した。
隣り合わせに置いてある2つのバナナの木は、実は何年も大切にしていた大きなバナナの木の子孫だ。
わたしの背の高さまで伸びたその脇に、ちょこんと芽を出し成長した子たち。
ある年、寒さに負けて瀕死状態になり、室内で管理していたがとうとうお星さまになってしまった。
その時に今の子たちを水栽培で育て、発根してから鉢植えにして、ベランダの一頭地にいる。
鉢植えにしてからみるみる成長して、今では大人顔負けの葉の大きさと、黒茶の柄まで入っている。
それなのに…
昨日は娘が小さなモンステラが欲しいと言うので、我が家の茎切りが発根して鉢植えにした子をプレゼントすることにした。
新芽が2枚伸びた可愛い子だ。
モンステラ用に購入した鉢に移そうと、ワクワクしながら土を取りにベランダへ行き、多肉ちゃんが大勢入ったトレイを持ち上げ床へ置こうとした。
ボキッ‼︎
えっ‼︎なに⁇
えっ〜〜〜〜〜‼︎ まままさか‼︎
はい、想像通り先ほど見て感動したばかりのバナナの新芽が、見事に折れていた。
慌てて部屋へ取り込み手術開始、しかしどうしてもどうにもならないので、“ごめんね‼︎ 切るよ‼︎”と言ってカットした。
カットした丸まった葉を伸ばし、言葉には表現できないほどの鮮やかで柔らかい新芽見て、また謝罪した。
“本当にごめんね‼︎
こんなに綺麗で大きく、そして素敵な柄まで入っていたのに…”
“わたしって、何でいつもこうなんだろう‼︎”
自己嫌悪でしばらく立ち直れなかった。
動物や昆虫などは、自分の危険を察知したら声を出したり逃げたりできるが、植物たちはそれができない。
大きなトレイが上からやってくる時に、もしかしたら ”危ないよ〜‼︎” って合図を送っていたかもしれない。
その意識の声に気づかなかったのか、もしくは自己意識の注意不足である。
特に暗い場所では気をつけなければいけないのに、ウキウキした気持ちが優先していて、バナナの新芽のことをすっかり忘れていた。
何事も感情に溺れすぎてはダメである。
喜怒哀楽を程々に感じ、振り回されないようにしよう‼︎
今日もありがとう‼︎心から感謝。
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