本日は、読み聞かせの会で知った本がとても良かったのでご紹介。

小学校でこどもたちにおすすめしている本のうちの一冊です。

 

 

 

  「起業家フェリックスは12歳」 アンドリュー・ノリス著(あすなろ書房)

 

12歳のフェリックスは、しょっちゅう何か思いついて、商売(らしきもの)を始めるこどもだった。

でも、上手くいかなかったり大人に見つかって怒られたり…

 

そして、今度は!?

 

 

「お母さんにプレゼントした手作りバースデーカードが大好評で、カードを売り出すことにしたフェリックス。オンラインショップを立ち上げると、カードは爆発的に売れて、とうとう税金まで払うことに・・・。
商品開発、集客と販売、Webサイトの立ち上げ、最強のチーム・・・そして税金まで。会社づくりの参考書になるくらい具体的で、物語を楽しみながら、起業・経済のしくみが自然に理解できる、ウィットブレッド賞受賞作家がおくる異色のビジネス入門小説!ビジネス+友情+家族のワクワクする楽しい物語です。」(Amazonの紹介文より)

 

児童書だけれど、大人でもすっごく楽しくて、あっという間に読了。

いつのまにかフェリックスや仲間たちと一緒になって、「自分たちの仕事」を頑張っている気になって夢中で読んでいました。

子ども達が読んだら、起業とは何か、凄く滑らかに理解できるのではないかと思います。

本当に大人にも子供にもおすすめ!小学生にも、中学生にも。

 

起業の成り行きだけでなく、ストーリーとしてもきちんと良いお話なのが秀逸。心に響く言葉、あります。

今年、2023年2月に出版された本です。(お話の時代設定は、もう少し前の、インターネットが広まり始めた頃です)

 

 

ヒヨコヒヨコヒヨコ

 

 

それから、もう二冊(こちらは私もまだ読んでいないのですが)ついでにご紹介。

 

 

歯みがきつくって億万長者~やさしくわかる経済の話 ジーン・メリル著(チア・ブックス) 

 

 

こちらは、「起業家フェリックス~」のあとがきにて、訳者の千葉茂樹さんがあげていらした本なのです。

「数少ないお金儲け児童書の中で、二十年以上前に読んで印象に残っているもの」

 

との事。出版は1997年らしいです。

興味深いのが、こちらの本の主人公は「天才的なアイディア少年ルーファス、12歳」なんですが。

「起業家フェリックス~」でフェリックスの善きアドバイザーとなる叔父さんの名前も、なんと「ルーファス」なんです。

千葉氏も偶然なのでしょうがにんまりしてしまいます、と書いてらっしゃいますが、なんだか楽しい偶然です。

アンドリュー・ノリス氏がその昔こちらを読んでいて、密かに叔父の名前として登場させた…とかだとワクワクしちゃうんだけど!

 

 

そして更にもう一冊。

 

 

フェリックスとお金の秘密 ニコラウス・ピーパー(徳間書店) 

 

 

 

一方、こちらはAmazonで「起業家フェリックス~」を検索した際に、一緒に候補に挙がって来たもの。2008年刊。

一瞬、「え、シリーズものだったの?」と思いましたが、著者も全く別の方のようで。

こちらのフェリックスも12歳!こちらのフェリックスは株取引もするみたい…?

 

 

ヒヨコヒヨコヒヨコ

 

 

この3冊の本の主人公、皆12歳の男の子なんですよね。そして、2人のフェリックスとルーファス。

欧米では、商売をはじめようとする男の子のイメージはフェリックス、なんでしょうか!?

日本の昔話だとなんとか太郎、みたいな感じのポピュラーな名前なのか??

 

って、なんだか気になってきちゃいました。

 

で、ウィキペディアで見つけた記述。

 

フェリクス(Felix、Félix、Feliks ラテン語: [ˈfeːlɪks]英語: [ˈfiːlɨks]フランス語: [feliks]ドイツ語: [ˈfeːlɪks])は、ヨーロッパの人名(男性名)。ラテン語fēlīx「幸運」が語源。女性名フェリシアに対応する。

なるほど、「幸運」が語源の名前なんですね!!

だからなのかなぁ、と思ってみたり。って、いや、全く根拠ないですけど。

 

 

わ~まとまりないですが!

この辺りで。話が長くてすみません。

 

「起業家フェリックスは12歳」、ホントおすすめです♪(回し者ではございませんキョロキョロ

 

あ、ちなみにミケ太にもおすすめしましたが…食いつきは悪かったなぁ。。。悲しい