年内いっぱいまでしか使用できない招待券が当たって観にいった「ふみ子の海」。
(中略)
なんといっても、ふみ子を演じた鈴木理子ちゃんの演技がすばらしい!
全盲という役を見事に演じていた。
ふみ子のひたむきさも心を打つのだけれども、
ふみ子を見守って、手助けしてくれる周りの人の温かさに心を打たれ、
非常に優しい気持ちで劇場を後にできる映画。
群馬テレビにて”ふみ子の海”の試写会(12/12)があった。
日本のヘレンケラーといわれた新潟県粟津キヨさんの少女期の物語。
たとえ目が不自由でも前向きに生きるふみ子ちゃんに勇気をもらった。
ハンカチよりはタオルが必要だった。久々に涙が流れるのを気にせずに感動した。
年明けから県内で上映される映画だ。若いお母さんや子供たちに是非見てもらいたいと思った。
12/15(土) 映画-ありんこの目線で…2006-2008 - ゆびとまSNS
目が見えなくても読める文字(点字)を知ったふみ子の喜びが画面にあふれていた。厳しいあんまの修行の傍らにも前向きに生きるふみ子。 文部科学省選定だけあって、久しぶりに涙腺の大掃除ができました。暗い館内で助かりました。
ふみ子の海 - そよかぜから-映画/2008.1.6 サロンシネマ2
私自身、「勉強したい」という気落ちはほとんどわかなかった。楽をしたいという気持ちの方が強かった。そこがまずちがうのだろう。がんばり屋、努力を惜しまない心が、人々を魅了するし、自分を変える出会いを生むのだ。
映画『ふみ子の海』を観て感動 旅する心-やまぼうし/ウェブリブログ
眼耳鼻舌身という外に開かれた感覚器官が正常だと思い込み、さしたる努力もせずに日々を送り、果ては「早く楽をしたいもんだ。」などと、ほざいている自分の駄目さ加減を、今日は思い知らされた気がする。
このお話は 涙なくして見られないと聞いていたので友達3人と ハンカチを握り締めて観ていました。なのに・・・・・ 近くで観ていたおばさんが~(っていう私もしっかりおばさんだけど)映画を観ながら ぶつぶつ ぶつぶつ言うんです。
例えば 目は見えなくても 針仕事は出来るし糸も 口で簡単に通せるというナレーションに
あら! 凄い! 上手~ とか つまづいて 転びそうになると あっ! 危ない!とか
も~ ずっと言い続ける訳ですよー
嘘をついて 師匠に叩かれる場面なんかは あっ! あっ! キャー! 酷い! とか
何だか しらけちゃって 映画に集中出来ない ムカ・・・(-_-メ)
それでも あんま屋の師匠を演ずる 高橋恵子とふみ子が 病院に駆けつけたときにはお母さんは既に亡くなっていて そのお母さんの肩をさわり ‘お母さん 肩が硬いね~ お母さん冷たいね~ もんであげるからね‘という場面には涙が溢れてきちゃいました。p(´⌒`。q)グスン
その時 例のおばさんの 声は無く 鼻をすする音だけでした。
この映画のチケット1枚から50円 日本盲導犬協会に寄付されるのだそうです
大変な時代だからこそお互い助け合って生きている
人間の情や温かみがジワ~~ンと感じられる映画でした。
今日は所用で駅方面に出かけたので、
映画「ふみ子の海」を観てきました。
少し余裕を持っていったのだけど、
すでにかなりの人が居て、あわてて席を確保しました。
(シネコンではなかったので)
結局、ほぼ満席状態になりました。
年齢層の高さと女性の多さにびっくり。
こんなに混んでる映画館なんて何年ぶり???
笑う所も一緒、すすり泣く音が聞こえる所も一緒の映画館でした。
ストーリーもさながら、キャスティングも良かったと思います。
主演の子のコメントにもあったけど、小学生に是非観てもらいたい映画でした。
それ行け!21世紀: 『ふみ子の海』を見ました
さて、主役のふみ子を演じる鈴木理子は、美少女というわけではありませんが、素朴な田舎の女の子という風情があります。盲目の少女という難しい役どころを上手に演じています。
彼女は場面場面に笑顔を見せるのですが、この表情がまた純朴でかわいらしく、かなりつらい内容の作品を暗くならずに見られる原因といえると思います。同じ様に、役としてのふみ子の常に希望を忘れない気持ちも、見る側にはどこかに希望を感じさせてくれます。
ふみ子を支える人達がそれぞれ良い役割を持っているのですが、流石の貫禄を見せてくれたのが高橋恵子。kainなどは『太陽にほえろ』の『しんこ』(当時は『関根恵子』でした)のイメージを思い出すのですが、今回は按摩の厳しい師匠を迫力ある演技力で演じています。
先日、花巻市文化会館で映画「ふみ子の海」上映会が行われ女房と私の親父、お袋そして兄貴と五人で見に行った。
当初一回目午後2時30分と二回目午後6時30分の二回上映予定だったがあまりの入場者数で急遽途中にもう一回上映したらしく6時30分上映は少し待たされ7時頃からの上映という大人気だったらしい。
(中略)
映画の中でふみ子と同じ年頃のあんまの子が死に際に「私は、なんのために生まれてきたのだろう」と言って息を引き取るシーンが印象的であった。
「なんのために生きる」・・・人それぞれその答えを探しながら生きているのだと思う。
私は、少し抽象的ではあるが「人間性を高めること」が生きるテーマではないかと考えている。
それにしても私たちは幸せな暮らしをしているとつくづく思う。
私はこの映画が複合音声と言う事で実際にどんなものか?と期待をもちつつ、参加しました。しかし、この上映でまず、がっかりした事は、音声が体験出来なかったと言う事でした。音声複合と言うのは映画のストーリーは普通に聞こえますが、登場人物の動作や表情を説明してくれる機会です。この機会がある事で、有る程度の映画の内容が、分かる訳です。しかし、この機会が準備されていなくて…残念と言う結果でした。
(中略)
内容的にはうーん?と言ったかんじでは有るが、映画が終わってから、少しで良いので、主人公がどの方向に進み、現在のこの社会に結びつけてほしかった…そんな感想でした。あまり、書いてしまうと、見て頂けなくなってしまうので、後は想像におまかせします。3月16日に上映されますので、皆さんぜひ、見に行ってくださいね。また、感想を教えて下さいね。
ふみ子の海 - かこりんのときどきドキドキ日記 (1/20新潟県五泉市)
原作者の市川信夫さんが来場され奥様同伴で挨拶されました。
76歳の高齢ではありますが、しっかりとしたお話の内容に心打たれました。
(中略)
私の中では「マリと子犬の物語」に続く感動の映画でした。
ふみ子の海 - 熱血通信
映画『ふみ子の海』の特別試写会が前橋市総合福祉会館で
行なわれ、県議会文教警察常任委員会の委員長として、
参加して来ました。
試写会には、近藤明男監督と主演(ふみ子役)鈴木理子さん
が舞台挨拶に登場。主演の鈴木さんは小学校6年生という
ことでしたが、とてもしっかりとしたお嬢さんでした。
(中略)
物質的には何不自由ない世の中になりましたが、心の豊かさ
が忘れ去られているのではないかと思います。
忙しい現代の中で、私たちが忘れかけてしまう素直な感情や
人に対する思いやりの心・優しさを取り戻すことのできる、
感動的な映画で、会場からはすすり泣きが聞かれました。
この映画は大人はもちろんのこと、ふみ子役の鈴木さんと
同級生の我が家の娘を含めた、小中高校生の皆さんにも是非
ご覧いただき、感じてほしいと思いました。
今後、県内の市町村で上映をされると思いますが、多くの
県民の方々にご覧いただきたいと思います。
今晩18時半から前橋総合福祉会館(会館といっても立派な建物だったな)にて 新潟県高田盲学校で教鞭をとり 盲女性の地位向上に尽力した 栗津キヨさんの少女時代を描いた映画「ふみ子の海」の試写会が開催されました ハンカチ片手でした しかし五体満足の我々は一体何をしているのでしょうか 物が豊かになったが心は・・・考えさせられた映画でした
もし皆さん見る機会に巡り合いましたら是非ご高覧下さい 決して無駄にはなりません 県は各学校単位で上映会を開催して頂けないかな(多くの方々に見て貰いたい気持ちが強いなら) 子供達とその親御さんは見るべきのものでしょう(ある程度の年配の方でなくて) 良い勉強になりました
県社会福祉協議会の試写会で映画≪ふみ子の海≫を。。。。久々の映画を。
貧しさゆえ4歳で全盲になってしまった少女ふみ子が、過酷な境遇におかれ
ても、なお教育にあこがれ、周りの人々の心優しい後押しを受けながら、
未来に向け精一杯生きる姿を描いた映画。
ダイエット、ダイエット
今日最終日でした(注;2/3アンコール上映あり)、桜井薬局セントラルホールという小さな昔からありそうな100人くらいの映画館で。
【ふみ子の海】
涙があふれ出てしょうがない…なんて映画ではなかったけど、途中2回程、涙がつぅーっと流れた、そんな映画でした。
いろいろしらないこともみれました。
みてよかった映画です。
仙台では今日までだったけど、東京はこれからみたいだし、まだまだこれからやる都市もあるみたいです。
ほんと、みてよかったです
昨日「ふみ子の海」宮古市上映会の最終日でやっとで
観ることができました。実はそんなに期待してたワケでは
ないんですが…結局号泣しておりました(笑)
"ぴあ"の出口満足度調査でも90点台での1位も納得です。
見逃した方は、まだ近場では岩泉町上映会、山田町上映会
もありますので、是非ともご覧いただきたい作品です!
全県共通券ですので、どこで買った券でも観ることができます
シネマリーンで見逃した人もまだ観るチャンスはありますよ~。
山田町上映会
3月2日(日) ①10:30 ②14:00 山田町中央公民館
岩泉町上映会 2月11日(月) ①13:30 岩泉町民会館
IBC映画「ふみ子の海」岩手県上映会★上映会実施スケジュール★
映画「ふみ子の海」を見た。仙台の桜井薬局セントラルホールにて。アンコール上映の初日。ほぼ満席。ここはシネコンじゃなくて映画館らしい映画館。トイレが狭くて入り口に段差があったり売店の在庫がロビーにはみだしていたり、施設としての古さは否めず。途中、フィルムが止まるトラブルもあったが、それもまた映画らしいトラブルか。
戦前の新潟を舞台に、貧しさ故に盲目となった少女が、しかし持ち前の努力と周囲の人々の応援で、差別を乗り越え、自立していく物語。按摩の師匠役の高橋恵子が素晴らしい。盲目の役なので表情の演技は抑制されているのだが、きりりと動く所作は実に厳しく美しい。主演の鈴木理子も、いかにも健気で利発な少女を好演している。四季の景観の捉え方や、軍人が差別の権化として登場するあたりなどはステレオタイプ的なところもある。
麩職人や芸者、僧侶、本家の旦那、お嬢様の先生など、厳しくはあっても優しい人ばかり。悪人は出てこない。ふみ子本人の、というよりも、ふみ子の力をリスペクトする人々の物語。差別の反意語は単なる平等ではなく、相互の承認と敬意なのだろう。
私には、劇中にあるような寒さとひだるさの感覚を、たとえば新しい雪下駄の嬉しさと、しかし素足の冷たさとを、わが事としてリアルに想像しきれていないところがある。それは喜ぶべき社会の達成には違いないのだが。
せめて、次の花の時期には、噛んで味わう舌での花見、試してみたい。
でもね、だいぶ前のヨン様ブームのときに思ったのですが、どんな分野でも創作するほうは常に既成のものの解体、新しいものの構築へと突っ走っていったのだけれど、その途中でどこかに大量のお客さんを落としてきてしまったのではないか。そうした視点からのものづくりというのがあってもいいと思います。もちろん客層に媚びるということではなく、渾身のストレートをど真ん中に投げる勇気を持つということで。
話がそれましたが(いつもこうなんです。すみません)そんなわけでぜひ若い人にも見てほしいなぁと思います。それから古い時代を知る方々にはぜひ見て思い出してほしいです。今は物騒な事件も多くてどうしても人に対して構えてしまうけれど、困っている人がいたらすっと手を出してやるようなやさしさをたくさんの人が持っている時代があったんだよと。
えっと、「雪下駄のまちから」ではレビューも募集しています
●オーラが・・・ - 夢で逢いましょう - 楽天ブログ(Blog)
土曜日・・・
盲導犬と一緒のMさんと福祉会館へ
サークルへの同行ガイド
エレベーターを待っていると、中から数人のご一行様!!
あれ?どこかで会った事があるような?
と、その中の年配の男性が
あ!!盲導犬ですよと足を止めた・・・
そうなんです!!
新潟県出身の盲目の女性を描いた映画・・
ふみ子の海の作者市川信夫さんと、監督の近藤明男さん
そして、そして子役の鈴木理子さん!!
原作も読ませて頂きました!!
映画も観せて頂きましたと挨拶すると
作者の市川さんが子役の鈴木理子さんを
紹介してくださったのですが
紹介されなくてもわかりますっ!!
理子さんの回りにはオーラが・・・
映画ではとても大きく、堂々と見えましたが
小柄できゃしゃな可愛い女の子!!
いえ、可愛いというより綺麗な女の子・・・
こんな小さな体で、あの雪の中で
頑張っていらしたのですね!!
ストーリーが頭の中に蘇えってきます
新潟で再上映されているので
映画館に挨拶にみえたのだとか・・・
この映画を観るのに同行ガイドさせて頂いたGさんの
この方達が頑張ってくれたおかげで
今の私たちがあるんです
という言葉・・・
今でもはっきり覚えています。
●映画「ふみ子の海」を観た - amamuの日記#1202029041
映画の世界にのめり込んでしまったせいか、赤い西堀橋で、〆香さんと別れる場面や、危篤状態の母親をたずねに自動車で病院に向かう際にごぜ様の子どもとすれ違う場面で、ああ、ふみ子ちゃんは眼が見えない少女だったのだと思い出したりする。
「ふみ子の海」は、実に日本映画らしい映画だ。
歴史の匂いをたっぷりと感じることのできる「ふみ子の海」は、世界に誇る日本映画の仕上がりになっている。
「ふみ子の海」は、真にローカルなものこそが本当の意味でインターナショナルになりうる好例のひとつである。
*1:映画の中で子役が三階節を歌う場面があるが、新潟弁は、末尾が「~だこて」が多用されたり、「いまに」の「い」が「えまに」のように、「い」と「え」の中間の発音のような印象が私にはあるけれど、映画の中では、それほど強調されてはいなかった。
実在の人物をモデルに作られたストーリーということもあり、若干、記録映画っぽい雰囲気もありますが、それは新潟の厳しい冬の情景の描写が良くできている所為だとも言えるでしょう。
主演の鈴木理子は撮影当時で10歳ということですが、少々表現に色が無い。ちょっと棒読み気味。くどい演技をする子よりはよっぽどマシですけど。
ただ、盲目の演技はなかなかです。目を閉じずに演じきってます。
主人公のイメージにもぴったりのコだなぁと思います。
●ふみ子の海 - あやめのつれづれ雑草編 - Yahoo!ブログ
先生になるまでの映画と勝手に思っていたら、
マッサージ師になり、師匠さんや周りの人の助けで
学校へ行けることになったところまででした。
主人公のふみ子ちゃんより、お友達が点字の本を持って、
主人公を探してる最中に、屋根の雪の下になったのが
涙・涙 でした(T_T)
>「ふみ子の海」のCMは毎日のようにラジオで聞いています。
●ノゾムのへっぽこ日記:目は見えなくとも - livedoor Blog
この映画、なにが一番心に残ったかって、みんなが一生懸命に生きているところです。目の見えないふみ子やサダやあんまの師匠も、健常者である慈光も母親もりん先生も、みんなそれぞれが精一杯生きていて、それを見ているだけでもなんかこの映画観て良かったなって思えるぐらいなんか元気をもらいました。あの軍人は最低最悪だけど(爆)。
(中略)
話はもちろん素晴らしい内容でしたが、ふみ子役の女の子の笑顔がとても素敵でそれもとても印象に残っております。
今回この映画の中でふみ子の修行先である按摩屋の師匠の生き方、考え方に共感した。彼女が同じ境遇の女性をよく理解し又、自立することに一生懸命だったからである。彼女がラジオを買っていたのも目が見えない者にとって聞くことは楽しみの一つであると同時に、世の中のことを知っておきたいという考えもあったのではないか。
(中略)
私だって勉強をしたかったともらした師匠の心のうちは差別への腹立たしさと、自由に学ぶことができて社会の多様な分野で自立していける世の中の実現を、ふみ子の非凡さに託して夢を共有したのであろうと想像した。
当日のはまなすホールは超満員。
400人位は入るそうなのだけど、座りきれず、通路にパイプ椅子を出して座ってもらっていた。
映画が始まると、会場のあちこちからすすり泣きが聞こえてくる。
主人公のけなげさに涙を誘われてしまう。
良い映画であるし、絶対損はしないのだけど、
テーマがテーマなので観るこちら側も受け止める気力・体力が求められる。
軽々しく2度、3度観たいと言えない重さがあった。
ふみ子の海 ★★★★☆
う~む、限りなく3つ半に近い★4つ、といったところでしょうか。
時代背景(実は、根底では現在もつながっている)など、理解するには、きれいごとばかりじゃなく描かれていて、よろしいのではないでしょうか。
四季それぞれの、日本海側らしい空がスクリーンに映し出されていたことが印象的でした。
細かいツッコミをすると、現在は同じ上越市だとしても、雪深い高田方面と、”海”の直江津方面は、実際には、結構な距離があるので、そのあたり(ふみ子が、また海を見たいといいつつ、なかなかみれない事情)、新潟県外の人に伝わるかなぁという懸念が、ないでもないですが。
だが何と言ってもこの映画をよいものにしているのは、子役たちの頑張りである。主演の鈴木はもちろんのこと、ごぜの一座にいたユキ役の南川ある、あんま屋でふみ子が共に生活するサダ役の尾崎千瑛、シズ役の西宮かな、キク役の小浦彩里共に好演していた。みんなの相談役となる慈光を演じた高橋長英も見事だった。演出面でもとても優れていた。新潟の四季の移り変わりや雄大な自然をとらえた映像に圧倒された。細かいところだが、ふみ子の成長をコップの水の揺らぎで表現したのは見事だった。中村敦夫、あおい輝彦も短い出演ながら印象深かった。惜しむらくはふみ子の母親役である藤谷美紀が、今ひとつ役不足と感じたことである。だが、他の面で不満はまったく感じられなかった。名品。
目の不自由な少女を主人公にした映画「ふみ子の海」が中央公民館で上映されたので、妻と鑑賞した。今日3回の上映であり、午後1時50分は満席だったので、最終の夜7時から観に行った。目の障害で物は見えないが、けなげに生きる少女の苦境に涙が出る。同情をさそうとというよりも、必死に強く生きる姿に感動を覚えた。
今日モンテグレシネマサロンで上映された。
映画を見るのは久しぶりだ。
盲目であり、母と二人だけの貧しい家庭に育ちながらヘレン・ケラーを目標に前向きに生きていく。久しぶりに涙を流した。
と同時に今を生きている自分の姿。
目の前にある、一つ一つにもっと関心を持ち、 意味を見つけ 思いやりを持ち 感謝し一日一日を大事に過ごして 生きて行きたい。
映画「ふみ子の海」いわき上映会を 文化センターで観てきた。
目が見えなくても、いつもひたむきで一生懸命なふみ子の姿に、人は心を打ち、
その優しさと豊かな感受性にふれ心をあたためられて..守ってあげたくなるんだよね。
今日は、感動して涙をいっぱい流した 心が洗われた。
テレビCMなどで、この映画のことは知っていた。先月中旬頃、市P連会長名でチケット購入依頼が届き、今日この「ふみ子の海」を鑑賞してきました。
10日・11日の2日間、鶴岡中央公民館で上映会が行われていて、その2日目の午前10時30分からの上映に行ったわけだが、補助席が用意されたほど大盛況だった。かなりご年配の方々が多かったように思う。
(中略)
しかし、彼女が出会う人達は皆優しく温かく描かれていた。実際はもっと厳しく辛かっただろうにと思ってしまった。また、出演女優が皆綺麗だった。母役の藤谷美紀、按摩師匠役の高橋惠子、芸者〆香役の遠野凪子など皆イイ演技をしていたと思う。麩を作っていたオヤジ役の山田吾一もとても良かった。
子ども達は皆前向きに生きようとしている。今、大人達の生き方は? いや、そんなことより私自身、麩屋のオヤジのような温かさを持ちたいと思う。
とても良い休日となった。感謝。
『ふみ子の海』
という映画を観てきました。
舞台が新潟なもので、新潟中を巡回上映してるのです。
盛大に泣きながら観てました~。
(中略)
でも、この主人公もそうでしたが、盲人でも、みんな自分の身の回りのことは自分でするんです。
今は、できないことを無理にやらせることはない、得意なことを伸ばす方が大事。
という考えが主流で、それは確かにそうなのだけれど、親としての厳しさというものについて、考えてしまいました。
(中略)
『ふみ子の海』、厚生労働省推薦、文部科学省選定というのが気に入りませんが、あまり押し付けがましくないし、観てよかったです。
今回はムスメと一緒に観ました。いつもアニメとかファンタジーとかわりと楽しい映画を観ることが多かったのですが、そろそろこういうものもいいかな、と。
感想は訊かなかったけれど(泣いたかどうかも教えてくれなかった)、少しは心に残ってくれたかな。
芸者〆香との出会いや高田盲学校の先生高野りんとの出会いは、
少しご都合主義的にも思えたけど・・・。
ふみ子演じる鈴木理子ちゃんの純粋な眼差しと
苦難にも負けない健気な姿に、
人間っていうのは、誰しも心の中にキラキラと輝く海を描くことができる・・・。
それが見えるか見えないかはその人の生き方にかかっているんだなぁと思いました。
師匠の笹山タカ役の高橋恵子さん。
鬼のような怖い師匠でしたが、好演です
実際あの時代、障害を持った人が一人で生きていくのは
並大抵なことではなかったと思います。
弟子思えばこその深い愛情が、最後の慈香との会話に溢れていて
じぃ~んときてしまいました
中村敦夫、高橋恵子、高橋長英などベテランの俳優陣が
脇を固めていますが、
なんと言っても、ふみ子役の鈴木理子ちゃんの愛らしさに
思わず涙も出てきますが、
サダちゃんも切なくていとおしいし、キクちゃんもとっても
いいキャラクターで、みんなうまいな~。
当時の高田の雪深い町の様子や、人々の様子にも
手を抜いてない感じ。
雪の夜の町を空から見ているシーンは、
CG?かな、と思いますが、なかなか美しくもの悲しい。
映像の美しさと、子役たちの演技が光る映画です。
そして町中や高田のシンボル・雁木通りはもちろん、日本海や頚城地方の自然がストーリーに溶け込んでいて感動しました。特に雪の積もった夜の町を上から撮影したところ、あれはどこなんだろう。綺麗だったなぁ。
某ヒット映画みたいに大掛かりなセットを作ったりCGを駆使しなくてもちゃんと当時の画として見ることができる。
それってとても素晴らしいことだと思います。
話としてはふみ子の純粋さ、忍耐力、向学心、そして周りの人を想う心に泣かされました。鈴木理子ちゃんは難しい役をよく演じきりました。
脇役もそれぞれに魅力があります。ああ、同郷の人ってこんなだなって思います。
意外と笑いどころもあるのでお楽しみに♪
それから、子役のコ達の方言がナチュラルで聴き心地がよかったです。上越の方言ってなかなか活字で表現しにくいんだけど、よくぞ再現してくれたっ!
昨日は、演鑑のお付き合いでチケットを買った、
映画『ふみ子の海』を見に南相馬市民文化センター「ゆめはっと」に行ってきました。
(中略)
映画の感想としては、とても良い映画だったと思います。
主演の、ふみ子役の女の子もとても可愛かったし、
他のキャスト・演技共に素晴らしく
ストーリや描かれ方も素晴らしかったです。
新潟の上越市、柏崎市などが舞台でしたがあの雪の多さ。
ただでさえ、貧しい村であの過酷な気候の中生きていくのは大変なのに
栄養失調から失明してしまう子が多かった時代など。
そんな中でも運命と果敢に闘いながら生きていく少女達。
感動でした。
観客もあちこちで鼻をすする声が聴こえ
私も、ティッシュでチーンチーンと鼻をかみながら観てました。
終わったあと、化粧はすっかり剥げ落ちてました。
私たちは、あの時代の子どもたちの想いをすれば
まだまだ頑張っていかなければいけないと思いました。
人間もっともっと頑張れるんだと思いました。
帰り道、少しだけ足を伸ばして冬の海を見て帰ってきました。
波が荒くて寒いのですぐ車に戻りましたが。
(中略)
昨日は同僚のお見舞いといい、映画といい
生きるということの重みを感じさせられた一日でした。
場内が暗くなり上映開始…の前に、原作者の市川信夫さんの挨拶。
定員オーバーで入場制限かけたとのことだ。まだ2回上映あるものの
入れてよかった~~~
(中略)
高田に出るまでのふみ子の心理を敢えて端折ったのか、とにかく少ないんですね。
「なんで見えないの!」とか「私ばっかり!」とか「学校へ行きたい!」とか
「こんな自分でごめんなさい」というような、ありがちの“不幸さ強調”がない。
見えない教科書を読もうとページを指でこすり持ち主の子に咎め取り上げられ
置いていかれても、悔しがったり悲しがったりというような自己表現がない。
そんなパターン化された演出効果に慣らされていた自分、その辺から意表突かれました。
(中略)
ふみ子の心情を抑えることによって、パターン化された思考は意表を突かれ
こうだからこうだろう、といった先入観を壊してくれた(良くある流れもあったけど)
単なるお涙ちょうだいモノでなく、もっと芯の通った“強さ”を感じさせられる作品でした。
地元のマイナーな映画としか思っていなかった。地元の人が一生
懸命に宣伝していても、「町おこしにでもつかうのかなあ」としか
思っていなかった。ところが、高野商店の高野さんが「私の生家が
セットで使われているんですよ。是非みてください」と何度も何度
も薦めてくれた。
(中略)
上越映画鑑賞会の増村さんも
「いい映画だよ」としきりに薦める。こういうことが重なってやっ
と観る気になり、今日リージョンプラザに行ってきた。
大雪だから、観客は我が家くらいしかないと思ったら、何と1回
目は長蛇の列で入場を断られた。しかし、今日は母も連れてきてい
るしこれを逃すともう高田での上映はないようなので、ヤマダ電機
で時間をつぶし、2回目の上映でやっと入って観ることができた。
(中略)
舞台あいさつされた原作者の市川信夫さんは「最近、満員で入場を
お断りすることが他の場所でもありまして、主催者として予想できな
いことが起こっています」と話されていた。たしかに、今日の新潟日
報の日報抄も「時間をかけ人から人へと感動の輪を広げていく作品も
ある」としてこのふみ子の海を絶賛していた。日報の編集委員も私と
同じように口コミで評判を聞き、重い腰を挙げて観に行ったに違いな
い(笑)。まだ、観ていない人、本当にいい映画でしたよ。是非観に
行ってふみ子を励ましてください。
ふみ子の海|金沢で見つけませんか、セカンドライフの理想の暮らし 「ともだち村」
盲目のふみ子は小さいながらも人生の選択を迫られ、厳しいながらも前向きに生きる姿がもう健気!
ただでさえ自分の身の上や目を呪ったり、何かを恨んだりしそうなのに、差別を受けてもそれでも心に光を持ち、腐る事となく強く生きる姿は美しいです。
夢をあきらめず努力する事の素晴らしさ、逆境にも負けない強さは心を打ちます。
主人公の存在感
明日まで上映されている「ふみ子の海」が実にいい。
本日、CICの文学講座「富山文学に親しむ会」で
芥川と黒澤映画について『羅生門』をとりあげて
講演を行なったが、その際にフォルツァ総曲輪の
「ふみ子の海」を見た方々が口をそろえてこんなに
心を洗われる映画はない、
ぜひ多くの人に見てもらいたいという声があがった。
(中略)
師匠となる女性を高橋恵子が演じる。
厳しく荒い指導、しかし最後には
ふみ子の才能を認め、盲学校入学を許可する。
その情感を秘めた演技がいい。
そして何より主人公を演じる女の子のすがすがしい演技
けなげさ、ひたむきさ、粘り強さが見る者をひきつける。
「ふみ子の海」と「ミルコのひかり」
目が見えなくても心の光を消すことはできない。
映画を見る者に生きる力を与える、
心洗われる
日本とイタリア映画二作品をぜひお勧めしたい。
金子幸代
ふみ子の海 - ネタバレ映画館 /石川県金沢シネモンド?
厳しいながらも盲人女性を一人前にする優しさをも秘めた師匠(高橋惠子)。頭のいいふみ子に対しては「腕が大事なんだ」と教え込む。ドスの利いた声。盲人ならではの仕草など、女優魂を見せられた思いだ。
ヘレン・ケラーをモチーフにしたような点字に関するエピソードは心が洗われる。そういえば『奇跡の人』においても、感動を与えてくれたのは本人よりもサリバン先生だったりするのですが、主人公ふみ子の頑張りよりも周りの師匠、〆香姐さん、サダ、りん先生(高松あい)といった人々の優しさが泣かせてくれる。そしてヘレン・ケラーが来日・・・ううう。
私のような健康体の者が、身体に障害を持つ方の思いを推し量るのは難しいですが、ふみ子の心優しき姉弟子が「どうして生まれてきたんだろう」と呟くのがとても正直に聞こえて胸が痛みました。そして、障害を受け入れそれを乗り越えていくふみ子の素直さと強さに、ただ感動です。ただ、「映画」としてはどうなのか、実際にあのように素晴らしい人ばかりが周囲にいたのか、美化していないか、というところが気になってしまうのでした。
ということで、ミチ的堪能度 ★★★☆
これ以降のレビューは