図書館行って、母オススメの杜子春借りてきて読んだヾ(。・ω・。)

トロッコと鼻と羅生門も。
残りは明日ヾ(。・ω・。)


杜子春はすごく良かった!
鼻と羅生門は懐かしかった!
国語の教科書に載ってたの。


トロッコが辛かった。
郷愁を感じる作品みたいなんだけど、今の私には、大人の汚さや社会の汚さを現した作品で大人になるって哀しいって話に思えた。



杜子春は人間というもの疲れた主人公の話だから期待も何もなく絶望スタートで主人公が人間らしくて良かったし幸せってこういうことみたいな明るめ。



でも、これらを書いた芥川龍之介はこんな風に人間を悟ってしまって生きるの辛かっただろうなって思う。だから、若くして自ら命を絶ったんだろうけど。



人は自分が生きるためには何でもするししていいし、自分が不愉快なら恩を仇で返すことも悪気なくできるし、他人は金や地位や名誉で寄ってきてなくなれば離れるし、大人は自分のことばかり考えて弱者を利用して心も痛まないし、人生の道のりは良きも悪きも決して平坦ではない上に長いし、存在してる愛は母性愛と自己愛のみ。



私が弱ってるからそう読みとっちゃうのかもしれないけどねヾ(。・ω・。)