現在、2歳の息子、甘えんぼ将軍。
2歳6ヶ月で、自閉症スペクトラムの診断を受けました。2歳1ヶ月から、療育に通っています。
療育がお休みの日。
甘えんぼ将軍と支援センターに遊びに行きました。
ここは、甘えんぼ将軍の大好きな場所です。
しばらく遊んでいると。
見たことのある男の子が走り回っていました。
甘えんぼ将軍と同じ療育に通っている子でした。
いつも、甘えんぼ将軍が療育から帰ってくる時の送迎車に乗っていて、よく、私にもバイバイと手を振ってくれる目がクリクリした、笑顔の可愛い男の子です
でも。
いつもと違う場所で、知らない人に声をかけられて、もし、楽しく遊んでいる時間を邪魔したらいけないと思い、私は知らない振りをしていました。
少しすると、その男の子が。
私と甘えんぼ将軍の少し離れた場所に立ち止まって、チラチラこちらを見ていました。
あ、甘えんぼ将軍に気づいてる!!
と、直感的に感じました。
嬉しくなって、甘えんぼ将軍に
「ねぇ、甘えんぼ将軍のお友達も来てるよ」
って声をかけてみました。
そして、甘えんぼの顔を、その子の方に向けてみました。
すると、甘えんぼ将軍は…
完全スルー
全くの無反応で、自分の遊びに夢中でした。
まあ、そうだろうとは思いましたよ…。
すぐに、お友達も違う場所に走り去ってしまいました。
でも、またしばらくして、お友達が少し離れた遊具の中から。
甘えんぼ将軍のことを見ていました。
私が手を振ってみると、お友達は、何かぶつぶつと言ってくれていましたが、離れていたので、何を言っていたのかまではわかりませんでした。
結局、2人が近づくこともありませんでした。
でも、私たちが帰るときに、たまたまお友達が遊んでいる傍を通ると。
また、顔を上げて、甘えんぼ将軍を見てくれました。
甘えんぼ将軍は全くの無反応。
私は、お友達に手を振って、お母さんには会釈をして帰りました。
お母さんは、私が誰か、謎だったろうな…
でも、周りに他の親子もたくさんいるし、「A事業所に通ってる」とか聞かれたくないかもしれないし。
年度末に、この事業所の参観日があるので、もし、会えれば、ご挨拶したいな…と思います。
それにしても、初めて、お友達が甘えんぼ将軍のことに気づいてくれてたというのは、なんだかとても嬉しいです。
お友達に限らず、家族以外で、甘えんぼ将軍だけを認識してくれたというのは初めてだと思います。
少しずつ、彼の世界も広がってきています。