2023年11月26日午後11時20分からNHKBSでヨアナ・マルヴィッツ 首席指揮者就任記念コンサートが放送されました。2023年8月31日 コンツェルトハウス(ベルリン)の演奏会で録画されたものです。

<出演>

   管弦楽:ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団  Konzerthausorchester Berlin

   第1コンサートマスター: 日下 紗矢子 Sayako Kusaka, Konzertmeister

   指揮:ヨアナ・マルヴィッツ  Joana Mallwitz, Dirigentin

<曲目>

   交響曲 第1番 ニ長調 作品25 “古典交響曲” プロコフィエフ 作曲 

Prokofiev: Symphony No.1 “Classical”

   交響曲 第1番 “ベルリン交響曲” クルト・ワイル 作曲

                WEILL, Kurt: Sinfonie Nr.1 "Berliner Symphonie"

   交響曲 第1番 ニ長調  “巨人” マーラー 作曲

         Mahler: Symphony No.1 “Titan”

 

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ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団は、以前はベルリン交響楽団と呼ばれていました。2006年に現在の名称に改められました。2008年からは日本人の日下紗矢子が第1コンサートマスターを務めています。読売日本交響楽団のコンマスも務めています。ドイツの交響楽団・管弦楽団の中での格付けはBランクですが、日本のオケよりは巧いと思います。私の好きなオクサーナ・リーニフなど、近年、クラッシック音楽界で活躍する女性指揮者が増えています。今回聴いたヨアナ・マルヴィッツはベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の首席指揮者に任命されただけあって、腕が長く、指先までもがニュアンス豊かで、長身なので見栄え良く、その指揮ぶりは華麗で躍動感・律動感に溢れ、楽員とのアイコンタクトが巧く、惹き込まれます。それが顕著にみられたのが、マーラーの「巨人」でした。長大な作品ですが、冗長さなど全く感じさせないものでした。彫が深くダイナミックな音像をオケから引き出していました。楽員の作品への真摯な思い・熱情が目つきや仕草に如実ににじみ出ており、指揮者とのコミュニケーションが抜群によく、実に仕上がりの良い演奏でした。

 

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