とうとう、先月、とうとう60回目の誕生日が来てしまいました。
不惑を過ぎてなお迷い、命を知らずに50をも過ぎて、馬齢を重ねた
などと言えば馬に対して失礼なほど場当たりに生きて来ました。
が、そんな人生を反省する気はさらさらなく、還暦祝いじゃーヾ(@^▽^@)ノ
とばかりにこんな物を買ってしまいました。
これぞ日本が生んだ永遠の名車フェアレディSR311という
国産ライトウエイトスポーツカーの真髄ともいえる車です。
私のこのモデルは正確にはダットサンロードスターと呼ばれ
アメリカで販売されたSRL311という型式で本車ながらハンドルは左についています。
タイヤ周り点検の図
正確な製造年はまだ調べていないのですが、各部のデザインから
おそらく1968年から1970年の最終モデルだと思われます。
40数年前のピュアなスポーツカーですので、勿論エアコンなどなく
パワーアシストのないハンドル操作は重く
走ればそこここでガタピシと音が鳴り、オイルやガスのニオイが鼻孔を刺激します。
ただいかなる居住性の悪さやヘヴィな操縦性を強いられても打ち消してて有り余る
2基のソレックス製キャブレーターが発する吸気音、メカニカルなエンジン音や排気音
なによりアクセルを踏み込んだ時のトルクフルな加速は、フェアレディという名とは裏腹な
じゃじゃ馬娘の態で私をワクワクさせてくれます。
おまけにルックスも最高だし!
さあ、あとは彼女と付き合える体力がどこまで持つかですが・・・・ ハンドルもクラッチも重いし(泣)