「50代後半になったら、そろそろ投資の現金比率を上げた方がいい」
マネー本やネットの記事ではよくそう言われますよね。ですが、私個人としては「無理に現金比率を増やす必要はない」と考えています。
ちなみに、現在の私の現金比率はたったの「2%」です笑(本当は3%~4%くらいが理想なので、流石にマズイかなとは思っていますが💦…!)
もちろんこれは私個人の考え方であり、老後生活や投資成果を保証するものではありません。ですが「なぜそう考えるのか?」その理由と考えていることを書いていきます
1. 「入金予定」が数字で見える化できているから
現金比率を低く保てる最大の理由は、これからの数年間に「いつ・いくら入ってくるか」がはっきり見えているからです。
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毎月の「給料」: 現役のうちは、毎月確実に現金がチャージされる
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数年後の「退職金・企業DC」: まとまった現金が入ることが決まっている
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将来の「公的年金」: いざとなれば60歳からの繰り上げ受給が可能
これらをしっかり把握・試算した上で「うん、これなら生活していける」と判断できれば、手元に過剰な生活防衛資金を抱え込む必要はありません。
感覚で「なんとなく不安だから現金を増やそう」とするのではなく、まずはほぼ確実に入ってくるお金を「見える化」すること。これさえできれば、無駄に怯えずに済むと思ってます。
2. 暴落が来ても「選択肢」があれば慌てない
投資を続けていれば暴落は必ずやってきます。でも、事前に「どう対処するか」を決めておけばなんとかなるんじゃないかな
それでも厳しい時期があれば、その期間だけ出費を抑えればいいと割り切っています。世の中全体が暴落しているなら、景気も良くないはず。そんな時に無理して贅沢をする必要はありません。
むしろ、暴落時は投資の絶好のチャンス。とはいえ、「暴落用に現金を残す」という戦略もありますが、そこまで肩肘を張らずに「生活費を抑えつつ、淡々と投資を継続する」くらいのスタンスでいるのが、一番ストレスがないと感じています。
3. この年齢だからこそ「支出の最適化」ができる
50代後半は、子どもの教育費などに一定の目処が立ち、固定費を大幅に見直せる絶好のタイミングです。
特に見直しやすいのが「保険」です。
●死亡保障の考え方
子どもが大きくなり学費の目処が立っていれば、高額な死亡保険はもう不要です。退職すれば、死亡保障の前提の1つとして考えられる「生きていれば入ってくるはずだった将来の収入」自体がなくなるため、死亡保障の価値そのものが下がっていきます。
●死後の整理資金(相続税など)
「葬式代や相続税のために保険に入る」という話もよく聞きます。ですが、残す資産が「株や投資信託」であれば、今の時代数日でサクッと現金化できます。しっかり投資で資産を増やしておけば、わざわざ保険で現金を準備する必要はありません。その代わり、”争族”にならないよう注意しましょう。また、すぐに現金化しにくい不動産資産が多い方は別です!
保障がある程度確保できているなら「払い済み保険」にして今後の支払いをストップするなど、固定費を削る方が圧倒的に賢明です。
●その他の細かい固定費
年に1〜2回しか行かないゴルフのために年間の「ゴルファー保険」に入っていませんか?今は「行く日だけ数百円で入れる保険」もあります。保険に限らず、この年代だからこそ解約できるサブスクや固定費がきっとあるはずです。
やみくもに不安がらず、まずは「見える化」から
退職金や年金でどれくらい持ちこたえられるかは個人差が大きく、誰にでも当てはまるわけではありません。
ですが、「確実に入ってくるお金」と「今後の支出」を一度数字として見える化してみると、意外な安心感が生まれるものです。
「50代後半=現金を増やさなきゃ」という固定観念にとらわれず、自分の数字をしっかり把握すること。それができていれば、50代後半からでも恐れずに投資を続け、資産を育てていくことができると思っています。
本記事はあくまで個人の見解です。投資やライフプランの判断は、ご自身の状況に合わせてご検討ください。