パラレルワールド・ラブストーリー 東野 圭吾
記憶と真実のはざまで、
敦賀 崇史は親友の彼女が自分の彼女になっている。
しかし、違和感がある。
いつからつきあっているのか...
どうして知り合ったのか...
記憶の章と、真実の章が交互に書かれて、
だんだん真相がわかってくるという、
精密な構成の作品。
記憶の章では、親友の智彦の彼女である麻由子と、
何故付き合っているのか...
真実のシーンでは、智彦に対しての嫉妬心が巧みに、
随所に、描写されています。
そこから、バーチャルな記憶が形成されたのか...
終盤に崇史は真実を取り戻します。
冒頭のシーン
山手線と京浜東北線が並行して走るなかで、
崇史と女性(麻由子)はしょっちゅう目を合わせていた
(崇史はそんな気がする)
バーチャルな記憶を作るという、
脳に関するテーマの本
変身、とか
プラチナデータ、とか
他でも人口脳(AI)の話が時々でてくるので
好きなのでしょう...こういった分野が。
ここだけよく覚えていて、肝心なところを、
だいぶ忘れていた。
一気に読まないと、記憶と真実のどっちを読んでいるか
自分の頭が混乱しますが、良い作品です。
オススメです。
