予定通りの読み返し


「幻夜」 東野 圭吾


トバ竜王のブログ



「白夜行」と並ぶ長編で名作


今回も読破後に、深い闇に入り込みました。

阪神淡路大震災のどさくさに、叔父を殺して、借用書をちゃらにした「雅也」

それを見ていた「美冬」

二人の「白夜行」なのですが、「幻」だった...


「白夜行」では登場人物の主役の男女の描写が全くないまま、

また、二人の交わりもないまま、月日が流れて行く。


「幻夜」は「美冬」と「雅也」は交わりながら、

かかわりながら、心情を描写(これは雅也だけか...)しながら

月日が流れて行く。


野望のために、次々と周りの人を不幸にしていく。


これでいいのか...

揺れる雅也とつき進む美冬


「幻夜」か「偽夜」か...

白夜すら...幻だった。


大作です。  名作です。

「雅也」は普通にしていたかったが、出来なかった。

この心情が随時描写されていて、見事です。


「美冬」は比較される「唐沢雪穂」とキャラが比較的近い。


読む順番は、


「白夜行」 → 「幻夜」がいいようです。


※私は逆に読んだ。

今回の読み返しは順番を気にしました。


超オススメです。

780ページの長編です。