【蟲神器 虫図鑑】

№22『セアカゴケグモ』
収録:スターターセット

消費コスト:2

赤 R レア

体力:400
技1:【かむ:100】
技2:【毒針:400】この技は1度だけ使用できる。
 
 スターターのみに入っているカードのうちの1枚です。
消費コスト2と序盤から出しやすい軽さがありますが、真価を発揮するのは中盤~終盤にかけてと言えるでしょう。
なんといってもウリは【毒針】です。
2コスト帯ではダメージXを除けば、400ダメージを出せる技は2つしかありません。
その内の1つは『コバネイナゴ[2緑]』の【イナゴの大群:400】なのですが、「この技を使うとき、自分のエサを1つ選び破壊する。」というテキストになっておりまして、ちょっとコストとメリットが釣り合っていない感じです。
 
その点、【毒針】は1度しか出せませんがデメリットとしてはそれだけです。
何も支払う必要はありませんし、1度は確実に出せます。
僕自身、最初にこのカードを見たときに1度400ダメージ与えたら次からは100ダメージしか与えられないこのカードは役に立つのか?と思ったのですが、スターターのデッキで何度か一人回しをしているうちに、このゲームでは虫たちはあまり場に長いできないことに気づきました。
場に出てすぐ攻撃できること、色の三すくみによるダメージ2倍があること、これらのシステムにより、基本的には相手の場にいる虫を倒せる虫を選んで出すことになります。
なので次のターン以降は生き残れない前提で考えてよいと思っています。
つまり、2回目以降の攻撃についても考慮する必要がなく、1度しか使えない技はそれほどデメリットでない、ということです。
 
この【毒針】による400ダメージですが、弱点さえ突けば2ランク上まで有効です。
硬さでお馴染み『クロカタゾウムシ[3緑]』はさすがに倒せませんが、それ以外では『オオコノハムシ[4緑]』『ゴマダラカミキリ[4緑]』『クワカミキリ[4緑]』といった緑の4コスト帯の半数までを1撃で破壊可能です。
 
スターターセットに2枚入っていますので手に入れやすいのも良いですね。
使いやすい虫カードの1枚だと思います。

 

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◆あまくさ流 戦力評価◆
消費コストの割りに攻撃力は高く、相対的には使いやすいカードだと言えるが、独自性やプラスに働く能力を持たないため、総合的には低めの評価となってしまった。
 
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○このカードと組み合わせて相性が良いカードや技
 特になし
 
○このカードで対抗できるカードや技
 特になし
 
×このカードに対して有効なカードや技

 特になし

 

★同様の効果を持つカード
 『オオスズメバチ[4赤]』
 『デスストーカー[3赤]』