秘教オペラ「魔笛」
鳥人間パパゲーノ

魔笛の主人公の王子タミーノは、日本の狩衣をまとっている。


早上がりできたので、湯船に浸かり心身を休ませつつ、お布団に潜りながら

YouTubeでオペラ「魔笛」を鑑賞しています。

笠井叡先生のWSで影響を受けて…



「魔笛」

舞台は架空の古代エジプト

日本の王子タミーノが、夜の女王の娘パミーナと

ピラミッド内部でフリーメイソンの通過儀礼を通過し、イシス・オシリスの座につくという秘教的オペラ。

魔笛を公開したことにより、モーツァルトはフリーメイソンにより毒を盛られ、衰弱し暗殺されたという説があるようです。



引き続き鑑賞しています。

こんなにもオペラが楽しく贅沢で、神秘的だとは思ってもみませんでした。


後半、明らかにフリーメイソンの儀式を彷彿とさせるシーンが満載。

繰り返される「友愛」「叡智」「試練」の言葉。

オシリスとイシス、ピラミッド、挙手制……


確かにこれは「秘密を明かしている!」と命を狙われてもおかしくないだろうな……


フリーメイソンの一員だったモーツァルトは

一部の人間だけにのみ明かされていた秘儀を、全ての人に届けたい!という潜在意識下の衝動・音楽家としての閃きが働き、命がけで作ったのかもしれません。


パミーナ    PAMINA

タミーノ TAMINO

ピラミッド内でのイニシエーション


2人が手に手を取り合って「笛」を吹きながら、

火の試練・水の試練を通過するというのは、印欧語と日本語の喉笛(声)の融合と捉えることができますし、男女混交の養子ロッジを彷彿とさせます。


オペラを楽しみつつ、深めていきたい。