愛してるなんていうわけないだろ
いうわけないっす!
「空き地で花火をして大声で笑い、
終電のプラットホームに声を響かせて走り、
夜の闇に声を溶かすように尽きない話をし、
言えなかったことや悲しいことを手紙に書き・・・・
時間を気にせず靴を履き、
いつでも自由な夜の中に飛び出していけるようでありたいと思う。」
きょう立ち寄った古本屋で見つけた角田光代の初エッセイ本。
微妙な題名と微妙な表紙(笑)に、手が出なかったのだけど
裏表紙のこの一文を見て思わず買ってみたら、おーーもしろくって!
もう読み終えちゃった。
やっぱり、角田光代は小説よりエッセイがすき!笑える。
思わずにやけちゃう文章のオンパレードで電車の中じゃよめません。w
気の抜けた(失礼)恋愛観、人生観が一緒すぎて、わっかるーーー!の連続。
と思ったら、角田光代さんがわたしと同じ年の時のエッセイらしい。
ああ、やっぱりおともだちになりたいよーーー。 笑
「好きだあって叫びあう恋より、
ほんのかすかな心のすれ違いに悩む恋が好きだ。
この人だけだと思い込む恋より、
今この人といるのが楽しいというほうが好きだ。
世界を背負って恋愛しているよりも、
日常生活の中の恋愛が好きだ。」
「離れていったのは馬鹿野郎でも、
かつての楽しい時間にはひたすら感謝である。
感謝すべき馬鹿野郎につばはかけられない。
どんな結末になったにせよ、
一時でも私をハイにしてくれた力はやはりものすごい。」
うん、うん、うん!!!
エイミーみたいな色気はないし、なんだかちょっとまぬけなんだけど、愛おしい。
真夜中の公園で、ビール片手に語り合いたい女友達みたい、そんな一冊です。
これも同じくだいすき!

