斎場御嶽の近くの漁港で、私は久高島行きのフェリーが来るのを待っておりました。次のフェリーが到着し、私はフェリーに乗り一路久高島に向かいました。漁港から久高島迄フェリーで20分位だったように思います。


 私〔とうとうフェリーに迄乗ってしまったなぁ、本当にここ迄よく来たなぁ、今夜泊まる宿も探さなきゃなぁ〕そんな事を考えながらフェリーは久高島に到着しました。フェリーを降りると直ぐ小さな食事をする所がありました。私〔そういえば今日は何も食べてなかった〕取り敢えずお店に入り食事をしながら、とにかく今日泊まる宿を捜しましたが、ここ久高島で何かこの島の行事のようなものがあるみたいで、宿は何処も満杯でした。浄化救済の神事を取り行う時は、何時もだいたい行き辺りばったりで出かけますが、今回もこちらの神々様のお計らいでしょうか、一部屋だけ見つける事が出来ました。今回は個人で営んでいる民宿に泊まる事が出来ました。


 

私が久高島に来て思った事は、沖縄本島の地は苦しいエネルギーを感じていましたが、ここ久高島は神の島と呼ばれているようで、本当に澄んだ清らかなエネルギーを感じました。宿を営んでいるおばあちゃんに、それとなく久高島について、神々様についてのお聴きしていると、この島の人々が古来より、それだけ沖縄琉球の神々様を大切にされて来たのだと思いました。だからこそこの地はこれだけ良いエネルギーが維持されているのが理解出来ました。ですが観光目的で来るには何も問題ないのですが、それだけこの島の方々が、琉球の神々様を大切になされて来たのが解るだけに、私のような部外者は、特に神事に関しては、こちらも島民の方々には失礼のないように、慎重に気をつけないと行けない所だと思いました。




もう夕方でしたが、少し近くを散歩してみる事にしました。本当にのどかで自然や海に囲まれて、観光で来れば本当に良かったなぁと思いました。神々様を祀られている場所にも行きましたが、日本本土の神社とは違い、普通の民家のような感じがしました。私は今日は余計な事はせずに、ここの神々様にご挨拶をして民宿に帰りました。


 

そして民宿に帰り、この久高島の何処で、浄化救済の祈りをすれば良いのか、久高島の地図を見ながら捜しました。最初はこの久高島にも神聖な御嶽があり、そこでと思いましたが、ここは島民以外の、部外者の人間は、立ち入り禁止になっていました。私〔ここの御嶽は入れないか、では何処で取り行えば良いのかなぁ?〕久高島の地図をジーっと見ていたら、久高島の一番南に琉球の神々様が初めて上がって来られたという岬が目に入りました。私は直感で〔ここだ、ここしかない〕そう思いました。もう後は身体を休めて明日に備えようと、早く寝る事にしましたが、これが中々寝れません。夕方は晴れていましたが、深夜からゲリラ豪雨のような音が聞こえて来ました。私〔明日大丈夫かなぁ?〕そんな事を考えている内に、いつの間にか寝ていたみたいです。


 今回はこれで終わりです、又次回よろしくお願いします🙏感謝