12月末午後4時過ぎ、伊◯神宮は底冷えし、息もかすかに白くなっていました。私は39度前後の熱で意識がぼーっとしており、ふらふらしていました。




私〔天◯様、ご依頼の件の内容を、お聴かせ頂きたいのですが、よろしくお願いします。〕




天◯様〔解りました、一つはこの伊◯神宮一体の、より一層の清めと、私に繋がる全ての神々をここ伊◯神宮に呼ぶので、集まった全ての神々を、天にお上げ頂きたい、そして天とこの伊◯神宮を繋げて頂きたい〕とこの事でした。


 



天◯様がこの伊◯神宮に多くの神々様をお呼び下さり、神々様のお姿は私には見えないのですが、天◯様を中心に、この伊◯神宮から天に向かって、どんどん大勢の神々様のエネルギーが集まって来られました。そして最後は地上から天に向かって、多くの神々様の強大なエネルギーの渦になりました。天◯様が私に同行している方々を、私と一緒に参加するのを止められた意味が解りました。霊的なエネルギーに敏感な方々はこの神事に関わるのは、命が危険だという事です。


 




今回私が執り行わせて頂くのは、神々様を天にお送りする事と、天と伊◯神宮を繋げるとのことでした。





私の意識は無になり、天になり、そして天◯様に繋がる大勢の神々様を天にお送りさせて頂き、最後に天と伊◯神宮を天の光りの柱で繋ぎ、そして伊◯神宮の全てを覆い尽くす、強大な天の光りの柱の中で、伊◯神宮一体の全域の浄化を執り行いました。





この浄化救済は私の身体へ恐ろしい負荷がかかっていました。途中意識が遠のき、又意識が戻る事を何度も繰り返すうちに、私の肉体も精神もとうとう限界を超えてしまいました。限界を超えて極限の先の光りの世界に入ると、私は私の肉体も精神も、そして全ての痛み苦しみも何もかもが消え、ただ穏やかで静寂な心境になっていました。そしてそれからの事は覚えていないのですが、いつの間にか完全に意識が途絶えていたようです。そして私の意識が戻って来た時、全ての浄化救済は終わっておりました。


 



私〔天◯様、私の出来る事は全て執り行わせて頂きましたが、如何でしょうか?〕





天◯様〔誠にありがとうございます。これで我々神々は天に上がる事が出来ました。そして伊◯神宮がより一層清まりました。そして天とこの伊◯神宮が繋がりました。]





私〔天◯様、ご依頼の件ですが、これで全て終わる事が出来たのでしょうか?〕






天◯様〔誠にありがとうございます〕


 




私はこれで天◯様のご依頼のお役目を果たす事が出来ました。もう一時間以上時間が経っていて辺りもかなり薄暗くなっていました。本当に人気がありませんでした。私は人間の意識に戻った途端、身体に高熱や激しい痛みと極度の疲労感が一気に襲って来ました。ここは伊◯神宮の奥殿、入り口までは少し距離がありますので、早く帰らなけばと思い、必死に入り口までふらふらしながら歩いて行きました。そしてやっと入り口を出てタクシーにのりホテルにたどり着き、ホテルの部屋のベッドで倒れて又意識がなくなりました。


 




今回はこれで終わります、本当におかしな話かと思われるかもしれませんが、ご判断は皆様に委ねさせて頂きます。又次回も宜しくお願いします🙏感謝