この時の時間は午前9時頃だったと思います。私は覚悟を決めて、自分自身が天の光りの中に入っていきました。そして山道手前の小さな橋を渡り、いよいよ◯海様の御廟まで続く山道の中に入って来ました。多くの墓石が立ち並ぶ中恐ろしい程の未成仏の方々のエネルギーが私の中に入って来ました。


 どういうやり方で浄化救済をやれば良いのか分かりませんでした。記憶は定かではありませんが入り口辺りに高◯山についての説明看板を読んだ記憶があります。高◯山には約10万基の墓石があるとの事でした。まずとっかかりとして出来る事からはじめまようと思いました。


 入ってすぐから様々な墓石がありました。東京大空襲でお亡くなりになられた方々、およそ10万人の慰霊碑をはじめ、現代に近い昭和の時代の大企業のトップの方々の墓石、そして大東亜戦争で亡くなられた方々の慰霊碑、特攻隊で亡くなられた方々の慰霊碑、明治時代の戦争で亡くなられた方々の慰霊碑、そして戦国武将の方々の墓石や五輪の塔などがずっと連なっていました。


 私はこれだけ大規模な救済は初めてでした。まず入ってすぐの墓石の前で浄化救済の祈りをはじめました。すると恐ろしい膨大な数の未成仏霊の方々が一気に私の胸の中に雪崩れ込んで来ました。そこに祀られている方だけではありません、その方に縁のある方々、その方の一族郎党そしてその方の家臣の方々、そしてその家臣の方々の一族郎党等、本当に終わりがありませんでした。それらの方々を、私の胸の中の奥にある天の光りそのものになり、天の光りの中で全ての方々を受け入れ、天の光りの中で浄化をし、天の神の世界にお送りさせて頂きました。


 これで解った事は、ここに祀られている方々だけでなく、その祀られている方だけではなく、祀られている方方々の一族郎党、そして戦国武将の方々であれば、祀られている戦国武将そしてその一族郎党、そして膨大な家臣の方々が私の中に入ってくる事が分かりました。要するにここの墓石に祀られている未成仏霊の方々だけの救済だけではなく、その方々の一族郎党そしてその祀られている方に縁のある方々、そして祀られている方に連なる恐ろしい膨大な家臣の方々、そして家臣の方々だけでなく、それら家臣方々の一族郎党等数珠繋ぎのように、これら全ての未成仏霊の方々の救済をしなければいけないということです。これで何故高◯山の現状がこのようになっているのか理解しました。


そして私は気を取り直して、もう一つの墓石の前に立ち浄化救済をはじめると、やはり同じようにその墓石に祀られている方々だけでなく、その方々の一族郎党全ての未成仏霊の方々が私の中に入って来ました。そして浄化救済を終え天にお送りさせて頂きました。そしてこれらの浄化救済の体験を参考にして、これからどういうやり方で浄化救済をやれば一番良いのか、考えなければいけないと思いました。


 一つの墓石を通しての浄化救済だけでも、膨大な未成仏霊の方々の救済をしなければなりません。一回で最速で浄化救済をやったとしても約3分程の時間がかかります。この一回の浄化救済だけでも膨大な未成仏霊の方々が私の中に入って来て、それだけで私の肉体と精神にかかる負荷は大変なものになりました。高◯山の墓石が10万基としましょう、一個の墓石に関わる祀られでいる方々をはじめ、その方々に縁のある連なる膨大な未成仏霊の方々の浄化救済を考えると、理解不能な膨大な人数の未成仏霊の方々の、救済をしなければいけないことになります。


 やはり私は高◯山から生きて帰るとの生やさしい思いがあれば、生きて高◯山を降りる事は絶対に出来ないのが解りました。そしてその程度の覚悟であればこの高◯山の浄化救済は出来ないと思いました。そして又今日は出来る範囲の浄化救済をやって、又次回以降何度かに分けて高◯山に来て浄化救済をやろう程度の覚悟であれば、それも高◯山から生きて帰る事は出来ない、ここで生への執着を完全に断ち切り、生きる選択肢は捨てなければならない。死を覚悟が大前提での浄化救済をしなければならない。それだけの覚悟を持って望まないと高◯山の浄化救済は出来ないと思いました。ここで今一度己れの覚悟を決め腹を括り、最善の方法を考えました。


 私の出した答えは、この高◯山を一気に浄化救済は出来ないが、それならば高◯山を何ブロックかに分割し、一つの墓石での浄化救済でも大変でしたが、分割した一地域の墓石群の数は膨大な数になり、そして恐ろしい膨大な数の未成仏霊の方々を一気に浄化救済し、それを繰り返しやるしかないと思いました。


 今回はこれで終わります、次回も宜しくお願いします🙏感謝