目が覚めるとともにはじまる絶望

朝なのに辺り一面 真っ暗で

この上ない怠惰がのしかかる

動かないカラダを必死で動かした

カーテン開けて大丈夫とつぶやく

今にも泣き出しそうなこどもの顔して

歯を食いしばった

大丈夫って言葉は呪いだ

12時間 ベッドにいても

休まらない精神は

足掻けば足掻くほど

壊れていく気がした

ねえ、どうしたの

早すぎる心臓に問いかけて

握りしめるように

私で私を抱きしめた

がんばって、いまじゃない

まだやれる大丈夫大丈夫

私はいつもこうだ

嫌になる

もうやだって泣きたかった