(過去記事1)など書くために,東京都議会のHPをみてたんだけど,
声出して吹き出しちゃったことがある.
それが上の会議の傍聴にかんする<告知>.
引用する.引用のあとに私がまとめるから読み流してよい.
<告知>
これまでの東京都教育委員会において、大声で騒ぐ等により議事を著しく妨害する行為があり、傍聴人に退場命令が出される事態となっています。
こうした事態を受け、東京都教育委員会では、教育長の再三の注意にもかかわらず二度にわたり退場命令を受けた者について、東京都教育委員会傍聴人規則(以下「傍聴人規則」という。)第2条第7号に規定する「その他議事を妨害することを疑うに足りる顕著な事情が認められる者」に当たると判断するとともに、誓約書を提出いただき、その内容を守ることを前提に、傍聴席に入ることを認めてきました。
また、その誓約書の内容を守ることなく議事を妨害する行為を行い、三度目の退場命令を受けた者については、傍聴人規則第2条に基づき、退場命令を受けた教育委員会定例会の次回の教育委員会定例会の傍聴を認めないこととし、当該者が再度傍聴を希望する場合には、決して再び議事を妨害しない旨の指定の誓約書を提出し、当該誓約書の内容を厳守することを前提に、教育委員会の傍聴席に入ることを認めてきました。
さらに、その誓約書の内容を守ることなく議事を妨害する行為を行い、四度目の退場命令を受けた者については、傍聴人規則第2条に基づき、退場命令を受けた教育委員会定例会の次回の教育委員会定例会から3回の教育委員会定例会の傍聴を認めないこととし、当該者が再度傍聴を希望する場合には、決して再び議事を妨害しない旨の指定の誓約書を提出し、当該誓約書の内容を厳守することを前提に、教育委員会の傍聴席に入ることを認めてきました。
しかしながら、平成30年5月24日開催の平成30年第9回教育委員会定例会において、誓約書の内容を守ることなく議事を妨害する行為を行い、五度目の退場命令を受けた者が出ました。
当該者については、傍聴人規則第2条に基づき、平成30年第10回教育委員会定例会から平成30年第12回教育委員会定例会までの傍聴を認めないこととし、平成30年第13回教育委員会定例会以降、当該者が再度傍聴を希望する場合には、決して再び議事を妨害しない旨の指定の誓約書を提出し、当該誓約書の内容を厳守することを前提に、教育委員会の傍聴席に入ることを認めることといたします。
また、上記の当該者の他に二度以上の退場命令を受け誓約書を提出した者が、傍聴を希望する場合には、既に提出した誓約書の内容を厳守することを前提に、傍聴席に入ることを認めることといたします。
なお、傍聴人が、教育委員会室に入退室する際に大声で騒ぎ、速やかに着席しないといった行為や、速やかに退室しないといった行為も議事を妨害する行為に当たり、教育長による退場命令の対象となります。
このことについて、あらかじめ告知します。
要するに,4回までは,大声で議事を妨害しても,強制退出だけで済む.5回目の妨害に対しては,3回連続で傍聴を認めない.
でもその後は誓約書を書けばまた傍聴できる.
ははははは(笑)
誓約書の意味って何よ.
あまいね,都教育委員会. 何度やっても刑事罰にならない.退場で許してもらえるわけね.誓約書なんて数秒で書けるものでしょ,楽だよ.
学校で生徒が叱られている感じ.5回妨害しても業務妨害罪とかにはならないのね.
まあ,これ傍聴だからよいけど,加害生徒がひどい虐めをして被害生徒がストレスためても,不登校になるか自殺するまで,加害生徒には反省文書かせるとか謝罪の言葉だけとかで済ますわけだよね,学校は.
まあ,こんなだから虐めはなくならない.
それで上のニュース思い出した.
強制わいせつ罪に問われた元小学校校長の男の判決公判で、横浜地裁は24日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役2年)を言い渡した。この被告の裁判はこれまで、市教育委員会が職員を動員して第三者の傍聴を妨害する対象となっており、過去の公判では開廷まで1時間近くあるにもかかわらず、法廷前の廊下にはスーツ姿の傍聴希望者がずらりと並んでいた。
横浜市立小学校長の女児わいせつ罪裁判で,加害者をかばうため,
横浜市教育委員会が職員を動員して第三者の傍聴を妨害したとのこと.
傍聴席には定員があるため長蛇の列に並んだ記者らは傍聴できなかった.
上の告知を見ていたときは、教育委員会のを繰り返し妨害してる傍聴人を、わけわかんない人とか虐め加害者に見立てていたんだけど、上の記事や、(過去記事1)にあるような教育委員会の人事や答弁をあわせてみると、
傍聴で会議を妨害する人にはその人なりのそれに至った経緯があるのかもしれない。
もしかしてもしかすると、上では教育委員会の人たちを、
虐め加害同様加害傍聴人を厳しく取り締まれない無能
と思って書いてしまったが、実際には彼らは彼ららなりに
自分たちが自分たちの出世や保身のために、組織の利益を都民の利益よりも優先してしまった
という罪悪感が心の中にあるのかもしれない。都議につっこまれるおかしな人事やおかしな都教育長答弁をしてしまったので、それらだけでなく至る所で都民を裏切り組織益を優先してしまっている。
そんな罪悪感から、会議を妨害する傍聴人にいくばくかの同情心があって、許しているのだろう。
人の心を持っていればそうだよね。
まあでも、そこまでして守りたいものって何?
虐めを隠蔽してでも出世して、それで自己満足か?
(過去記事1)