https://youtu.be/mktiNeWBf98?si=FkSQz8gn6O6nbLl6
はびりす発達Q&A
というYouTubeチャンネルで
校長の一蹴
という動画を観た。
小学校支援級を希望して校長と面談したら、校長に
我々は専門性はないので
手厚い支援なら支援学校へ行ってください
あの子なら支援学校ではリーダになれます
と言って、追い返された
という話。
回答者の洞察力の深さに感心した。
なぜ最初の面談でいきなり校長が来ているのか意味を考えろと。
向こうは断る気満々なんだ。それを言われる前から察するべきだった。
専門性が無いのに、支援学校でリーダーになれるなんて断言してるのは矛盾してるだろ。
とのこと。
そして、こういう場合は、
相談ではなく、いきなり
私はこの学校に決めましたー
と、攻めていけ。
話し合いはそれからだ。
最初から、どうしようか迷ってて相談というていでいけば、向こうの都合のいいようにやられる、
と。
向こうは教員の配置や数や予算やら、自分らの都合と論理で攻めてきてる、と。
こちらから断るのはいつでもできる。迷いを見せずにやる気マックスからスタートしろ、交渉はそれからだ。
この回答者は、療育の世界に入る前は、ヤクザな騙し合いのビジネスの世界を渡ってきてるので、
ブラック心理学
を活用できるとのこと。
笑えたし、そうだと思った。
それで思い出した。私が中古車を売った話。
新車を購入して数年してから中古で売ることにした。
サイトで車の一括査定の登録をしたらすぐに凄い数の電話が鳴った。怖くてとらなかったが、二、三番目のコールを私はとった。夕方だった。電話口の買取業者は、
今夜すぐに査定に行く、
とのこと。
そして、まだ査定はどこからも来てないか?と聞いてきた。正直に無いと答えた。
夜に買取業者がやってきて、車をチェックした後、私の車の中で、私は助手席、彼が運転席で話をする。
査定額を教えてほしいと私。彼は本部へ連絡したのでまもなく連絡が来るから待とうとのこと。でも、なかなか連絡がこない。二人で話すうち、いくらなら売るか聞いてきた。私としては先に上限を決めたくなかったので、答えなかった。
たまたま自分の友人がこのタイプの車を探しててちょうど良いタイミングなんだと言う。
まだ小さい子を家に置いてきて、長く待たせているので、私は腹が立ってこう言った。
早く話を決めてくれるなら安くても手放そうと思ってましたが、幼い子供を待たせていると伝えた上で、こんなに長く待たせるなら、かなり高く無いと売る気はしなくなってきましたね。
コすると彼も慌て始めてしばらくしたら値段を言ってきたが、もはや彼は信用ならんので、断った。そして私は怒って言った。
最初から、幼い子がいるから待たせないで欲しいと言ってたのに、こんなに長い時間待たせるのはおかしい、
と。
すると、彼は言った。
あんたが値段を早く言わなかったからだ
彼は口を滑らした。本場から査定金額の連絡が遅いと言うていで待たせていたが、あれは嘘だったのだ。
はーん。たまたま友達が欲しがっていた車のタイプというのもでまかせだ。
私がどれほど中古車に詳しいか知りたくて会話していたのだ。まず上限となる値段を言わせようと。
一番先に査定する業者になりたがったのも合点がいく。複数の業者に査定してもらった後だと相場が知られてしまってカモにならないからだ。
続く。