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カイト学校から帰宅して疲れた顔しながらも、れおｸﾝをあやして笑わせてくれた
そんな姿にちょっとウルッとした
えみる一時保育へ
お絵描きの時に『丸だよー。』と見本を書いて見せたる、すぐに丸が書けるようになりました
れおｸﾝ肌のガサガサが治らないので、またまた皮膚科へ
塗り薬をもらいました
夫仕事を終えて15時に帰宅してきました
実はここ数日、ずーっと育児が辛かったんです
特にえみるに対するイライラがすごくて…
ダメな母親だ。と自己嫌悪
夫とも話し合いましたが、やはりイライラは止められず
ギャーギャー泣く声に耳を塞いでうずくまり『うるさいっ！』と怒鳴ってしまいました。
そんな私の様子に不安になったのか、えみるはさらに泣く…
何もやる気が起きず、荒れていく家の中…
溜まる洗濯物…
食事を作ることも面倒で…
どんどん強くなる自己嫌悪
昨日の夕方のことです…
夕方の忙しい時間帯に、やらなきゃいけないことは山積みなのに…
私にベッタリくっついて離れないえみる
少しでも離すとギャン泣き…
その声にビックリして、普段はほとんど泣かないれおｸﾝも泣き出し…
子供達の泣き声の中、途方に暮れて座り込み、何も出来なくなりました
ふと思い立ち…
【育児 つらい】
と検索
最初に出てきたのが【自殺対策】だったことに、妙に納得してしまいました
あー。これ良くないヤツだ
と思っていたら…
深夜に産後初の生理に
産後5ヶ月で再開
やや早めで驚きましたが、ここ数日のイライラや落ち込みの原因が生理前だったからかぁと納得
ホルモンのせいにしてしまおうと思いました
でもいまいち気持ちが上向かなかったので…
以前にも紹介しましたが…
これを読みました
小田ゆうあ先生の【斉藤さん】
毎日少しずつ読み進めていて、全14巻のうち11巻まで読んでいたのですが…
今日の午前中にれおｸﾝが寝てる間に、ラストまで一気読み
もう…泣いて泣いて、鼻水と涙にまみれながら読み進めました
以下ネタバレですが…主人公 斉藤さん の一人息子 潤 が幼稚園の頃から小学校卒業まで7年間のお話
その年齢によっての悩みや葛藤を描いています
潤が小学校高学年になった頃、斉藤さんは第二子を妊娠し出産
年の差きょうだいの育児で、俗に言う『上の子可愛くない』状態の描写もあり、親目線･子供目線での悩みや苦しみも描かれています
斉藤さんの友人達もそれぞれの育児の悩みを抱えていて、綺麗事ではなくリアルな母親の気持ちが表されています
以前にも読んだことのある作品でしたが、今、改めて読み返した時の感動ったら…
カイトが中学生になり…
私も斉藤さんと同じく年の差きょうだいの母になり…
似たようなことで悩んだりしていたので、感情移入の度合いが凄すぎました
泣きすぎて『おぇっ！』となるぐらいに泣きました
でも、読み終わった後の清々しさも凄くて
『あぁ、私もこうなりたいんだ！』と思わせてくれる、斉藤さんの姿に励まされました
子供を虐待してしまうかも。
と悩む母親の姿や…
産まれたばかりの頃は『ただ生きていてくれるだけでいい！』と思えていたのに、成長するにつれ『もっとこうだったら……ああだったら……』と子供への要求が増えてしまう母親の欲なども、本当にリアルで共感出来ました
泣くだけ泣いたら、憑き物でも落ちたかのようにスッキリと心も晴れ
子供達への愛が、ぶぁ〜と噴き出してきました
今、これを書いている横で、えみるもれおｸﾝもぐっすりと眠っていて
カイトの部屋からは、ガサガサと何か物音が聞こえてきて
あー。
私って幸せなんだなぁ。
と思うことができました
このタイミングで【斉藤さん】を読んでよかった
この気持ちを忘れそうになったら、また読み返して、子供達への愛を再確認しながら、マイペースでいいから頑張っていこうと思います