こんにちは。
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
認定ファシリテーターの水野由紀子です。
先日参加した避難訓練で久しぶりに
娘が幼児の頃通っていた療育教室の先生にお会いしました。
娘は自閉症の19歳です。
先生は娘に
「今、何をしているの？」
と聞いてくれました。
娘は「どうしたらいいの？」と私を見ました。
「今、何をしているか？」
と聞かれても
「私は今、避難訓練が始まるのを待っています」
と答えるのも違うのかな？とは少しはわかっているのでしょうけれど
じゃ、なんて答えればいいのかまではわからないようです。
なので、私は娘に
「今、どこでお仕事をしていますか？」
と質問し直して、それでも娘は困っているようだったので
「私は今、○○事業所で働いています」って言えばいいよ。
と助け舟を出してしまいました。
娘は言葉に遅れがあるとはいえ
日常会話は一応できるので
会話を理解しているように見えますが
よく聞くとわかっていないことが多々あります。
娘の特性を理解していないと
「なんでわからないの！？」
「なんで人の話を聞いていないの！？」
って怒ってしまうかもしれません。
怒りって、結構、相手を理解していないことで
発生してしまうこともあると思います。
子どもにかかわる方々には
娘みたいな子もいるってことを
知っていただきたいな、と思います。
ふかふかのシフォンケーキ。
いつも横になって提供されます。
シフォンケーキってわからなかったら
なんで倒れているの？って思うかもしれません
（私はね）
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