こんにちは。

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会

認定ファシリテーターの水野由紀子です。

 

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私の母は家庭を大切にする人です。

というと聞こえがいいですが

ママ友とランチ、みたいなのは皆無で

家にいるのが好きな

地味な生活をしています。

 

私は以前はそんな母に対して

もっと出かけたり、おしゃれしたり、趣味を持ったりしたらいいのに

と思っていました。

 

今は、後期高齢者で

父と二人で暮らしています。

 

先日母が

「自分は旅行に行ったりするのが好きじゃないし

出かけたりする友達もいないけど

もう、お父さんがいればいいの」

と言っていました。

 

なんと!

さらっとすごいこと言ったんじゃないの?

お父さんがいればいいの?

私は?

っていうか、それってすごい愛の告白じゃないの?

 

母はもちろんそんな大胆な告白をしたつもりはなく

ただ、母は車の運転ができないので

父が車を出して買い物に行ったり

父がお風呂掃除とか洗濯物を干すとかの

体を使う家事をしてくれるから助かる

あんたたち(私と妹)には

なるべく迷惑かけないで暮らしたい

という意味らしいです。

 

なるほど。

 

でも、お母さん

私はお母さんのその考え

今はいいと思うよ。

 

配偶者に先立たれたらどうするの

もっと自立しなくちゃ

趣味を持たないとつまらないでしょ

 

若いころの私だったらそう言ったと思いますが

今は、もう、それでいいと思います。

 

実際、まだ、父と母だけで暮らしていけて

私や妹の家族の幸せを願ってくれているのは

とても感謝しています。

 

アンガーマネジメントにおいて

怒りは身近な人に程、強く向けられる

とされています。

よそのおばさんなら気にならないことも

自分の母親だったら許せないことがたくさんあります。

 

また、怒りを感じるのは自分の正論である

「べき」(~すべきのべき)が裏切られたときと

言われています。

 

お母さんはこうあるべきがたくさんあって

でも現実の母親はそうじゃないから

イライラすることも多いのです。

 

私自身が母親になって24年。

 

私も息子や娘にはいろいろがっかりされていることでしょう。

 

子どもたちはあまり、私のあり方に文句を言わないのに

(あきらめている?)

私は母にもっとこうだったらいいのにと思うことが多くて

今さらながら反省しています。

 

私が以前大嫌いで今は少し好きになった言葉

「みんなちがってみんないい」を

今は母にも私にも使いたいと思います。

そうしたら自分の母に対する「べき」が少しは

ゆるーく考えられるような気がします。

 

先日お会いした方にいただいたフレーバーティー

いい香り乙女のトキメキ

どうぞご自愛ください。

 

 

 

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水野由紀子のプロフィール

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