こんにちは。
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
認定ファシリテーターの水野由紀子です。
まなぶはまねぶ
って聞いたことがある方は多いと思います。
「学ぶ」は「まねぶ(まねる)」からできた言葉で
学ぶことは誰かのまねをすることだという話。
怒ること、叱ることも
誰か、自分がいいなと思う人を思い浮かべて
真似するのも上達するのに有効です。
私だったら
娘がお世話になってきた
先生方の言葉遣いのまねは
よくしていました。
たとえば
娘が工作でのりをぎゅーっと絞って
ベタベタにする時期がありました。
私は、「もー。やめてよ。そんなに使わないでよ」
と叱っていたのですが
ソーシャルスキルトレーニングの先生は
「3回ぐるぐるしたら終わりね」
と声掛けをして、娘も応じていたそうです。
なるほど。
ある先生は
子どもが機嫌が悪いとき
「そういう時もあるよね~」
とよく言っていました。
一見、何の解決にもならない言葉のようで
気分にムラのある子供を育てているとき
この言葉で何度救われたかわかりません。
学研教室で子供と学習しているとき
「考える力」は学研の基本理念の一つですが
正しいお手本を提示して
まねてもらうのも
効果的だと子どもたちから教えられました。
まずはお手本をまねる。
まねができるようになったら
自分でやってみる。
特に、経験の少ない幼児さんや1年生は
「自分で考えて」といっても
経験してきたことが少ないので
考える材料もあまり持っていません。
そんな時期は「まねる」ことで
たくさんのことを覚えていって欲しいと思います。
小さい子はまねるのが上手ですしね。
小さい女の子がママとそっくりな話し方をしていて
ママが2人みたい
とほほえましく思うパパさんもいるのではないでしょうか。
うちは・・・
娘がすごく冷たい口調で
「だから、今は○○が▲▲かって話しているの!」
と言うことがあるのですが
あれはやはり完全に私のまねです。
気を付けなくては。
今年の春に行った笠間出雲大社の雲
また行きたい。
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