こんにちは。

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会

認定ファシリテーターの水野由紀子です。

 

前回の続きです。

 

私の娘は発達障害の自閉症で

特別支援学校を卒業して

就労継続支援事業所で働いています。

 

私が娘にイライラするのはなぜだろう?

 

アンガーマネジメント的に娘について考えると

私の「べき」が守られないから

そして私の「べき」を裏切る娘の行動を

私は「わがままだ」「自分勝手だ」

と「意味づけ」してしまい

それでイライラするのだと気づきました。

 

では娘自身はどうか?

(1)に書いたもう一つのテーマ

「どうして娘はすぐに感情的になるのか」を

アンガーマネジメント的に考えてみます(私なりに)

 

自閉症の娘には

こだわりがたくさんあります

些細なことで言えば

食べ物の好き嫌いとか

朝の支度の順序とか

好きな服装とか

・・・

ということは

「べき」がたくさんあるわけで

そりゃ

自分のべきと現実とのギャップを感じることだって

多いはず。

結果的に泣くこともイライラすることも多くなってしまいます。

 

出来事に対する「意味づけ」も独特で

「黄色信号で渡ってしまった」

「傘をさしていて民家のブロック塀に傘が少し当たった」

など、気にしなくてもいいんじゃないの?

もしくは

今度から注意すればいいでしょ

ってことが娘にとっては

「どうしよう!私はとても悪いことをしてしまった」

と意味づけしていまい

帰宅後

どうしよう、どうしようと私に訴える結果となります。

 

娘と話していると

娘の楽しいこと面白いこと怖いこと悪いことが

私との温度差が違いすぎて

私は共感できないことも多々あるのですが

これは娘と私の「意味づけ」の違いによる影響が

大きいと思います。

 

と考えると

娘を知ることは私にとって

とても大切だと感じます。

娘のべきはなにか

どんな意味づけをしているか

娘と話し合えることは話し合って

娘が言葉で伝えられないことは

想像しながら

娘を知る努力をすることが

娘とうまく付き合うことで必要だと感じています。

 

知らなければ

想像しなければ

私は私のべきを押し通そうとしてしまいますから。

 

アンガーマネジメントはトレーニングです。

ほんと、そう思います。

ファシリテーターとして

アンガーマネジメントを

多くの方にお伝えしたいと思いますが

私自身

トレーニングを続けていきたいと思います。

 

「アンガーマネジメント的発達障害の子どもとの付き合い方」は

これで一度終わりにします。

また何か思うことがあったら

書きたいと思います。

お読みくださってありがとうございます。

 

ブログを書き始めて

今回の記事でちょうど100になりました。

もうすぐ1年です。

独りよがりな内容が多いと思いますが

お読みくださってありがとうございます。

 

先日の自宅から見上げた雲

どうして私は雲が好きなのかな?不思議。

 

 

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水野由紀子のプロフィール

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