こんにちは。

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会

認定ファシリテーターの水野由紀子です。

 

前回の続きです。

 

私の娘は発達障害の自閉症で

就労継続支援事業所で働いています。

 

私はどうして娘にイライラするのか?

それでもなんとか娘と良好な関係(と私が思う)になれたのか?

 

どうして娘にイライラするかは

私の「べき」のせいだと書きました。

 

子どもは何歳で何ができるべき

と私が思い込んで

娘がそれをできなかったから

私はいつもイライラしていたと思う。

という内容でした。

 

娘ができないことで一番心配したのは

言葉の遅れでした。

 

始めて話した二語文は

3歳になったばかりの時

「アイス食べる」でした。

娘らしいです・・・。

 

できないことがたくさんあって

それが心配でイライラしたというのに加えて

私の最大のべき

子どもは大人の言うことを聞くべき

が、諸悪の根源だったように思います。

自分が子どもだった頃を振り返ったら

そんなことはないってわかるでしょうに。

 

娘は第二子ですが、第一子の息子に対しても

このべきはありました。

息子は割とおとなしい方でしたが

それでも私は息子にたびたびイライラしていました。

大抵私の言うことを素直に聞かなかった時だったと思います。

 

私が娘を怒ったピークは

娘がまだ自閉症だと診断される前

1歳半から3歳半の頃です。

まだ赤ちゃんじゃないの。

こんな小さな子を怒るなんて

思い出すと胸が苦しくなります。

(比喩じゃなくて本当に今苦しいです)

 

しかも、たちが悪いことに

私は娘に良かれと思って怒っていました。

あなたのしていることはこんなに悪いことだ

と教えなければ

と考えていました。

 

してほしくないことばかりする。

例えば

いたずらにしか思えないこと

ちょっとしたことですぐ癇癪を起すこと

 

して欲しいことはしてくれない

例えば

年相応に話すとか

こちらの言うことを理解するとか

 

当時、私はイラッとしたら

すぐに大声で怒鳴っていました。

アンガーマネジメントで言えば

一番してはいけない「反射」です。

 

アンガーマネジメントでは

怒りのピークは6秒とされています。

(日本アンガーマネジメント協会の定義)

この6秒の間に反射的に

何か言ったりしたりすることは大変危険です。

 

私はあと少しで

何か取り返しのつかない事態に陥ったかもしれません。

 

でも、幸運なことに

娘が3歳児健診の後に通い始めた療育教室で

専門の先生の発達相談を紹介していただき

結果的に

6秒待つようになり

娘との関係も少しずつ良くなってきました。

もちろん

当時は6秒の事は知りませんでしたが

反射的に娘を怒鳴ったりはしなくなりました。

 

それは発達心理の先生に

「ダメと言わない。否定の言葉を使わない」

と指導されたからです。

 

続く

 

昨年の娘の学校時代の画像。

娘が好きなミニオンズのカップ麺(3個セット/バナナ味)

娘「お母さんにもひとつあげる?」

もったいなくてもらえませんでした。

バナナ味・・・。

 

 

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水野由紀子のプロフィール

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