5月2日、早起きして叔父宅周辺を散歩。

「月の引力が見える街」

このキャッチフレーズで、叔父がどのあたりに住んでいるか

わかった人は、地理と理科に強い人でしょうか。

 

叔父はムツゴロウが生息する干潟で有名な有明海の沿岸にすんでいます。

1時間半ほどの散歩。

早速姿を現したのが、レギュラーメンバーのホオジロ。

そして、ホオアカかな。

シギの仲間

ヒドリガモ

アオサギ

ウグイス

 

朝食後、

一人で長崎方面にドライブ。

目的地は亀山社中。

高校時代に「竜馬がゆく」を読み、すっかり竜馬ファンになってしまった私が行ってみたかったところ。

亀山社中近くの駐車場に車を止め、まず向かったのが、近くに公園にある竜馬像。ここから望む長崎の町はなかなかきれいです。夜景はもっときれいなのが容易に想像できます。

龍馬通りを抜け、亀山社中へ。

イソヒヨドリがお出迎え。

 

現在に至るまでに、様々な人の手に渡り、

そのたびに改築がされていたようです。

それを買い取り、当時の資料を基にもとに形に戻したそうです。

不平等条約改正に尽力した陸奥宗光は亀山社中の元社員です。

龍馬の功績は、薩長同盟締結に奔走したことが非常の大きいですが、陸奥宗光を見出したことも大きいのではと思っています。

 

亀山社中近くの「龍馬のぶ~つ像」

龍馬が愛用したとされるブーツをかたどったものが置かれているだけなんですが、「仏像」をもじって「ぶ~つ像」なんて、洒落がきいていますね。

これで、私を含めた観光客を喜ばせるとは、なかなかやります。

 

近くには、地元有志が地元活性化のために作った資料館があります。

こちらの入場料は基本無料。施設維持のために寄付を集めていましたので、財布に入っていた細かいお金をちょこっと寄付してきました。熱い思いをもったガイドさんが多数おり、観光客との会話を楽しんでいました。

 

長崎全体がそうなのですが、ここの施設周辺も坂だらけで自動車は入れないところが多いので、特に夏場にお出かけの方は、それ相応の覚悟をしていった方がよいと思います。

 

この後は、20年近く前に息子といった雲仙に向かいました。

ここは観光客が多く、駐車場を探すのに一苦労しましたが、20分ほど行ったり来たりしてやっと入庫。

お腹がすいたので、近くの食堂で昼食。特製ちゃんぽんを注文。

生卵が入ったちゃんぽん初めて食べました。

味は、普段リンガーハットのちゃんぽんに慣れている自分にはちょっと薄いかなと感じました。

20年前と変わらず、湯気が勢いよく噴き出していました。

 

山を下り、道の駅「みずなし本陣」へ。

ここには、雲仙普賢岳の火砕流に飲み込まれた家屋が

当時のまま保存されています。

亡くなられた方のご冥福を祈るとともに

自然への畏れを感じられずにはいられませんでした。

 

九州一周の旅もこれでほぼ終わり。

今晩叔父の家でゆっくりして、明日、帰ります。