アポイ岳って、昨年まで聞いたことがなかった山です。
昨年、旭岳で出会った方にアポイ岳をすすめられて、今回行くことにしました。
事前に、いろいろ調べてみるとなかなか面白い山のようです。
 

 

昨晩は、「道の駅サラブレットロード新冠」で車中泊させていただきました。襟裳岬に向かう海岸線の道路わきの道の駅ですが、交通量は少なく、車の音は全く気になりませんでした。

早めの出発。途中、セルフオカモトさんで給油、北海道のガソリンスタンドは「セルフオカモト」か「モダ」が安い。「セルフオカモト」は他店よりも20円近く安いでしょうか。

朝6時ふもとの駐車場に到着。ジオパークビジターセンターの隣で、無料、トイレきれいです。

朝食を済ませ、7時登山開始。

低い山ですが、1合目から登る山なので、それなりに登りごたえのある山です。

この山は国の特別天然記念物に指定されていて、王子グループの所有物です。一企業が自然保護に尽力し、登山者に開放している企業理念に敬意を表します。

 

自然保護のため、山に入る前に靴に着いた種子等を洗い流します。

五合目ぐらいまでは、木陰が気持ちよい山道です。

「アポイのヴィーナス」と呼ばれている樹木。

確かに色っぽい木です。

五合目を過ぎると視界が開け尾根道を登っていく感じになります。

 

アポイ岳は海のそばにそびえたつ山です。5合目を過ぎたあたりから海を眺めながらの登山になります。

日差しは強いですが、風がとても気持ち良いです。

この山を構成しているカンラン岩。

カンラン岩は地球のマントルの外側を構成する鉱石で、地表でみられることはほとんどありません。ほとんどの場合は地表に上がってくるまでに他の鉱石に変化してしまうそうです。このアポイ岳では、カンラン岩が地中深くにあった状態を保ったまま地表に現れている世界的に貴重な場所です。

地表に現れている岩石のほとんどがカンラン岩です。

山全体がカンラン岩でできているそうです。

 

アポイ岳の山頂。

アポイ岳は5合目以降は森林限界を迎え、視界が開けるのですが、なぜかしら山頂はシラカンバの林に囲まれております。アポイの不思議だそうです。

12時ごろには下山する予定でしたが、山頂で70代のご夫婦と60歳のソロ登山者と話し込んでしまいました。3名とも日本百名山を制覇した強者で、つい話に夢中になり下山したのは14時ごろ。

 

失礼ながら昨年まで名前も知らなかった山がこんなにも素晴らしい山だったとは、北海道は奥が深いです。