本当にあった怖い話(死は平等に、急に訪れる) | aは全身性エリテマトーデス(SLE/APS)

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2012年11月SLE悪化に伴い、プレドニン服用とエンドキサン点滴を行い、落ち着きました。2023年1月子宮筋腫のため、開腹手術で子宮全摘しました。
アメンバーはコメントのやりとりがある近しい方に限らせていただきます。

お久しぶりです

わたし、トラウマになってます

急にフラッシュバックしたりしてます



ある夜の話、

夫が、寝る前に持病の夜分の薬を飲んでいた時のこと

わたしは、少し離れた場所で、洗濯物をたたんでいました

「ゴホッ」

おや?気管に入ったか??
むせてるなぁ〜

と、夫の方を見ながら、大丈夫〜?と声をかけた

すると、
夫の表情がみるみる変わっていき
膝から崩れ落ちた

わたし、
走り寄って、夫を支える

声をかけても反応なし

立ち上がろうと無意識に、もがいている

目も見開いている

見たことない表情

言い表せない形相

水が詰まって、息が出来なくなっている

声も出せない

とりあえず、
背中をバンバン叩いたが

すぐに、呼吸が止まり、

目を見開いたまま、

リビングの床に、夫が倒れていった

息をしていない

急にとんでもない状況に追い込まれた

救急車なんか待つ時間はない

後ろから、胸の下を押してみようと思ったが、意識がない夫の体は、とても重くて、抱き起こせない

しかも、
ダイニングテーブルと椅子の間という、狭いスペースに倒れている

あきらめて、
また背中をバンバン叩いた

むしろ、人工呼吸?心マ??
セコムの非常ボタンを押そう
救急車呼んでもらおう(涙目
誰かに助けてほしい状態

と、夫から離れる前に、
最後に渾身の力で、背中を叩いた

ゲボッ

夫が吐いた!

吐いた!想定外!
吐瀉物がさらにつまったら、どうしよう…
横向いてるから大丈夫かな?

と、抱き起こそうとしたら

呼吸が戻った(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

次の瞬間、

夫、

むせながら、むくっと起き上がる

夫、

茫然自失状態で、すんっとただ座っている

ゴホゴホ、むせている

しばらくして、
言葉を発した!!

「記憶が飛んでるんだけど…」


(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

夫が、
戻ってキター
(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

わたし、号泣です

夫、
どうした??
と、ゴホゴホしながら
途切れ途切れ、話してくる

わたし、
身体の力が抜けちゃって、なんかカクンカクン状態で、タオルを取りに行き、渡す
もう一枚タオルを水で濡らし、渡す←吐いてるから

説明もよく出来ず

とりあえず、
後ろを見たらいい

吐いたから、戻ってこれたんだよ、と

倒れていたところに、吐瀉物がある

夫、吐いたことさえ、記憶なし

立っていたはずなのに、気づいたら横たわっていた…と

薬を飲んだあたりから
記憶が飛んじゃっているらしい
翌日、
倒れた方の肩と腕が痛い、と言っていました
←頭ぶつけなくて良かった

結果、
夫、無事、生還
ケロッとしていて、本人は楽観的なもので、
あー良かったイヒくらい

わたし、
不安でたまらない状態えーん


という、急転換が起こりました

夫が、窒息で、死にかけました(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

お正月に、喉に餅を詰まらせて亡くなるのと同じパターンです

あの時の顔が目に焼き付いて忘れられません
人間が本当にやばい時の表情は、本当にやばいです

表情ではなく、形相

床に倒れて行くのも、本当に、
スローモーションでした

そんなに長い時間じゃないはずなのに、すごく長く感じました

ふとした瞬間に、フラッシュバックします

夫がちょっと咳したりすると、もう恐怖

1人にするのも恐怖

そもそも、
この事件があった時間、
わたしは、たまたま、家に居たんです

この日の夕方、
珍しく宅配便を出したくて外に出たから、夜さんぽは、蒸し暑いし行かなくていっかなーっと
←1日1回、外出するという掟を自分で作った

※ここ2週間、
夜の9:50に家を出て、10時から半額になるパン屋さんで明朝のパンを買いつつ、夜さんぽをして、10:30に帰宅
というルーティン

そうして帰宅すると、
この間に、夫は夜分の薬を飲んで、寝ているわけです

帰ると、もう寝室にいるのです

仮に、
いつも通り、夜さんぽに出ていたら…

わたしが、帰ったら

夫が、倒れていた

ということになっていた可能性

倒れていた、というか
違う世界に行っていた可能性大

しかも、なぜ倒れているのか、わからない状態でしょう…

もちろん、
わたしが背中を叩いたから、蘇ったわけではないかも?なので、自力で吐いたかもしれないですが…

まぁ、どうなっていたかは、わからないですね
わたしがいなかったら、水が詰まってないかもしれないし

何はともあれ、
恐怖体験でした

そして今は、恐怖体験の後遺症中

夫は、
薬飲んで死ぬなら本望だ!とバカげたことを言っていました

完全に、嚥下障害だと思った
わたし、常々、嚥下障害なんじゃない?って夫に言っていたので…

あっ、きっと扁桃腺取ったからだぁ〜
だって、
意味わからない
病院行けって

未亡人になって、実家に帰ることになるとこだった
あれで死なれたら、自分がもっと何かできたんじゃないか?と一生想い続けると思う
二度とごめんだ


人は、いつだって死と向かい合っていて

病気、持病があるとか、関係ない
元気な人だって、死ぬときは、死ぬし

車に轢かれる
事故に遭う
殺される
派手に転ぶ、喉に水分や食べ物が詰まって窒素する、とか

例えたらいけないかもだけど、水害に遭うかもしれないし、地震や津波に巻き込まれる可能性も大いにある

SLEだから、長生きできない
と思っている時点で、
明日も明後日も、普通に生きているつもりなんだよね

明日も明後日も
生きている100%の保証なんかないのに

図々しいな、わたし

いつ死んでもいいように、毎日ちゃんと生きたい

生きるも死ぬも、紙一重

こちらからは、以上です!!