開運コンシェルジュ 来福+開運ラボ☆本田有紀華です。

 

人が大いなる存在になるためには、5つの試練があります。

それは最初から乗り越えるべき壁として設定されている通過儀礼であり、それが感情です。
本当は、感情にはネガティブもポジティブもないのです。それは五行を学べばわかります。

五行では、木火土金水それぞれに、対応する内臓(五臓-肝心脾肺腎)と感情(五志-怒喜思悲恐)があります。臓器がある限りこれらの感情はなくなりません。例えば恐れ・不安は腎臓を元気にしますが、恐れが大きすぎると、腎臓を傷つけることにもなるということです。

「木」(肝)に対応する感情は「怒り」です。怒りを浄化するプロセスの中で、怒りがなくなった分だけ「思いやり」が育ちます。そして得られる徳は「仁」です。

「火」(心)に対応するのは、「喜び」ですが、これは人をいじめて喜ぶような残酷さが潜んでいます。その感情がなくなってきたときに、「愛」が得られ、その徳は「礼」です。

「土」(脾)に対応するのは「思い患い」で、いろいろ考えることで、クヨクヨ、イライラしてしまうストレスなどのことをいいます。これを乗り越えられたら「寛容」になれ、「信」という徳が得られます。

「金」(肺)に対応するのは、「悲しみ」です。悲しさを乗り越えて獲得するのは「勇気」で、生きる力、意欲を持つことができます。得られる徳は「義」です。

「水」(腎)に対応する感情は、「恐れ、不安」です。恐れや不安があるから、人は「優しさ」を知るのです。そして得られる徳は「智」。

つまり「徳」とは、マイナスの感情を乗り越えると得られる良いエネルギーなのです。
これら5つの徳「仁・礼・信・義・智」を「五常」といいます。

このような徳を持っていることが常であるという意味の「五常」です。時々徳があればいいわけではありません。いつでもどんな状況でも徳がある、大いなる人のことを「大人(たいじん)」と言います。

すべての感情は徳を積むためのもの。ネガティブと恐れることなく、それを受け入れ、乗り越えて「大人」であることを目指してください。