昨日はピンと来ないことばっかりだった。

内見した部屋も、お皿も、遊んでくれた友達にも。
唯一心が動いたのは、カフェモカだった。

ピンと来ないって、どういうことだろう?って
ふと思った。

内見した部屋は
本当に可もなく不可もなくだった。
住めと言われれば住むけれど、わざわざ住みたいと思えるほどではなかった。
あと、そこで生活してる自分が想像できなかったのだ。

想像以上に古さを感じたことも原因の一つだろうし
ワクワクしなかった、それがピンと来ない
可もなく不可もない状態だったんだと思う。

つまり、ワクワクと感動が特に無く
逆に古さというマイナス面を見たことによって
別にここじゃ無くてもいいなぁ。
と思ったのだろう。

お皿に関してもきっとそう。
雨の中わざわざ歩いてたどり着いた
久々に都内に行ってたどり着いた
その割には、感動しなかったのだ。

好みとズレている、というのも正しい表現だと思う。
苦労の割には、感動が少なかったなという感想。

でも、目標はちゃんとあったのだ。
パスタ皿が欲しかったのだ。
けど、自分の理想のお皿が無かったのだ。
その場合、理想を超えるものが出てこない限り、ピンと来ないお店になってしまうのだ。

しかし、プレートを一皿買った。
ピンと来ないんだよなぁ〜でもこの縁にカラーがあるのはかわいいんだよな〜
と悩んでいたら
一緒に付き合ってくれた友達が、プレートを使用している写真を指さしてくれた。

おぉ、これならかわいいかも
と思って買ったのだった。

つまり、ピンと来ないということは
理想を超えなかったとも言えるし
想像ができてなかったとも言える。

これはなかなか大きな発見だなと思った。

最後に、遊んでくれた友達にピンと来ない話。
もう何回も遊んでくれるし
私のわがままに付き合ってくれるんだけど
どうもピンと来ない。

その理由は
会話はできるし、話が合わないわけじゃないんだけど
この人は私と一緒にいて本当に楽しいのか?
と、毎回感じる。

私は私がみたいところをウロウロしてしまうけれど
その人はあまり1人でウロウロしない。
興味がないところに連れてきてしまっているんじゃないか。
そんな気持ちに毎回なる。

いいやつなんだけど、なんかピンと来ない。
これはピンと来ないというか
しっくり来ない、が正しいのかも。

あと、あんまり気が利かない人だしね。
その先を考えられないのは
こういう小さなズレから思うんだよなぁ。

と、いうことで
ピンと来ない一日だったけど
それもそれでまぁ、普通の一日だったよな。って思う。思えるようになった。

けど、また心から何かに感動したいなっても思う。

大好きな蔦屋書店は、やっぱり今回行っても好きだった。

多分なんだけど、私は興味の幅がものすごく狭い。
その分、ピンと来ることも少ない。

けど、世の中ピンと来ないことの方が多い。
けどけど、ピンと来ることももちろんある。

どう、生きていこうかって思う。

ピンときても間違ってることもあるし
ピンと来なくても合ってることもあるだろうし。

ピンと来るって、ときめきなんだよなぁ。
心が動いた時に、ピンと来たって思うんだよね。

何か一つでもときめく要素があれば
私の中でピンと来たものになる。

そして、それしか手にしたくないような人間。
ピンと来るというか、しっくり来るだね。

ただ、今回のお皿を使ってみて
それが好きになれるか、様子を見てみようと思う。

好きになれたなら
ピンと来なくても手にしてみるって選択肢を増やすことができるから。

まぁ買ったってことは
それなりの責任を感じたってことだろうしな。

愛せるか愛せないかわからないけれど
このお皿は大切にしていきたい。

あぁ、それがみんなの言う
好きじゃないけど付き合ってみた
ってことなのかな。