とうとう降り始めましたよ
ヒラヒラとチラチラと
そんな、立川方面です
な、訳で、かなり静かな月曜日です
今週の最低気温は、生まれてからちょっと見た事ない温度
札幌とかとあまり変わらいくらい。
なんでも、ロシアの方で、ー６３度？
そんな寒気団が降りてくるの？？？
らしいです！
やですね〜
気分を変えて〜
今日は真面目に、美容師さんらしい事、綴ってみようかと
たまに聞かれるのですが〜
『ノンシリコンって良いの？』
って
その答えは〜
人による
何故か？
シリコンって基本的には無害で、人体に優しいんです。
ヘアケアにおいて
・コンディショニング効果（被膜効果？）
・ダメージ補修効果（但し、使えば日に日に治るものではありません。）
・キューティクルの浮きを抑える
・疎水化（水分を弾く）
などの効果があります！
じゃあシリコン入ってる方がいいじゃん
っていうのも問題があるのです
何故か？
そもそも、シリコンは基本、親油性。
ベタつきやすくフンワリしにくくなります
かつ、頭皮を覆う皮脂膜にも馴染みやすく、ベタつく事があります。
そして、シャンプーしても、それらが残り〜
過酸化脂質となり〜
皮膚呼吸の妨げとなり〜
ターンオーバー（新陳代謝）が崩れ〜
ちーん！
じゃあ、ノンシリコンの方がいいじゃん！！
ウ〜ン。
ここがなかなか難しい
シリコン自体は無害。
でも、使い方を間違えると・・・。
なので、良い？悪い？？ では語れないのです
じゃあノンシリコン使っとけば、間違いなし？なのかな？？
ノンシリコンにも、メリット、デメリットがあるのです。
結果的には、シャンプーでいえば、以前にも書きましたが、基剤（界面活性剤）が大事なのです
シリコンなどは助剤として、洗い上がりの質感などに影響します。
ノンシリコンシャンプーの場合、シリコンの代わりに被膜効果のある天然植物油などが配合されています。
さらに、保湿成分やアミノ酸などを配合していくとドンドン高価になっていきます
ですので、比較的お安いノンシリコンシャンプーは洗い上がりが、きしんだり、まとまりが悪かったり？
髪質やライフスタイルを選んじゃうのです
ですので〜
１番良いのは、少し生活水準上げて良ければ、髪質やライフスタイル、なりたい理想？を良くご理解なさっている美容師さんに相談なさるのが良いかと思います
でも！
もう少し
シリコンを知って、上手な付き合い方を見つけてみては？
そもそも、シリコンには種類や大きさがあるのです
洗浄力が強く、ガシガシパサパサになりやすい界面活性剤（硫酸系など）には、
分子が大きく粘性の高いシリコンが配合されやすいです
細い髪質の方や、髪が親油性に傾いている（痛みが少ない）方には、ベタつき、洗い上がりが重く感じます
逆に、細い髪質用、フンワリタイプみたいなものには分子が小さくサラサラとした質感に
でも、まとまり自体は弱く、すぐ流れ落ちてしまいます
なかなかバランスをとるのが難しいですね
一般的、代表的なシリコンの表示には
・ジメチコン
・シクロメチコン（揮発性シリコーン）
髪に残らずその場に使用感を良くしてくれる。洗い流さないトリートメント（アウトバス）に多く配合されてます。
・アモ〜 アミノ〜 （アミノ変性シリコーン）
プラスイオンを持っているので、マイナスイオンに傾いた傷んだ髪に着く、分子量は大きすぎないので頭皮などには残ら
ず、 イオン結合された髪のダメージ部には止まりやすい
・その他 （ポリエーテル変性シリコーン）
親水性のシリコン サラっと水に流れる。洗い流さないトリートメント（アウトバス）に多い。
目的や用途に応じて、沢山ありますね！
どう選んで、どう使うかで、良い商品になったり、悪い商品になったりしそうだな
ボリュ−ムを抑えたい、またはフンワリ出したい
サラっと絡まりを取りたい しっとり落ち着かせたい
傷んでしまった髪をまとまり良くしたい
髪質と、髪の状態（ダメージ度） 理想の状態を理解して、上手に付き合えば
もの凄くいい効果が得られる成分だと思いますよ
『シリコン』は
シャンプー コンディショナー（インバストリートメント） アウトバストリートメント
うまく組み合わせて使えば、手触りもよくスタイリングもやりやすくなるのでは？