『アイアンクロー』(原題/The Iron Claw)
監督/脚本 ショーン・ダーキン
出演 ザック・エフロン(ケビン)
...ジェレミー・アレン・ホワイト(ケリー)
...ハリス・ディキンソン(デビッド)
...スタンリー・シモンズ(マイク)
...ホルト・マッキャラニー(フリッツ)
上映時間 132分
2024年日本公開(アメリカ)
人生をかけて闘え_
プロレス界の伝説フォン・エリック家の知られざる衝撃の実話。
"呪われた一家"と呼ばれたその真実とは_
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240429/17/am-id-butkus/cf/a3/j/o0858108015432083042.jpg?caw=800)
○私、「映画」も大好きなんですが、「プロレス」も同じくらい好きでして…
昨年末くらいに日本公開を知ってから、ずっと楽しみにしていた作品です。
1970〜1980年代の私が熱狂してたころのプロレスの「映画」が観れるんだと楽しみにしていました…
でも、少し考えれば、すぐわかるはずでした。
「つらく悲しい映画」なんだと…
どんなに感動的に描いても、あの悲劇が現実である以上、「つらく悲しい」気持ちになるだけでした…
私は何を楽しみにしていたのでしょうか…
何かこの作品を観ることで救われるかもしれないと…
「知られざる衝撃の実話」とチラシにも書かれてますが、プロレスファンのあいだでは有名な話で、「その真実」を知ったとしても、やはり…救われる気持ちにはなれなかったです…
あの当時のアメリカのプロレス界が抱えた「闇」をエリック一家がすべて引き受けてしまったかのような…
いい映画ではありましたが、そんな「つらい」気持ちで映画館を後にしました…
2024年4月22日、T・ジョイ京都にて鑑賞
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240429/17/am-id-butkus/d1/ae/p/o0768102415432083046.png?caw=800)
ということで、今回は「虎の爪」ケリー・フォン・エリックを描きました。
ケリーは全日本プロレス参戦時も観てましたが、やはり新日本プロレスで兄ケビンとのタッグでの藤波辰巳、木村健悟組との試合が思い出深いですね。
ジェレミー・アレン・ホワイトのケリーはなかなか良かったんですが、少し身長が低かったのが残念でした。
「アイアンクロー」では当時の有名なレスラーが多数出てきます。
ブルーザー・ブロディ、ハーリー・レイス、リック・フレアー、ファビュラス・フリーバーズのマイケル・ヘイズとテリー・ゴディ、レックス・ルガーなど。
どの選手も上手く演じられていて、フレアーやゴディの独特な動きの再現など、嬉しかったですね。