『男はつらいよ 寅次郎純情詩集』
監督 山田洋次
脚本 山田洋次 朝間義隆
出演 渥美清(車寅次郎)
倍賞千恵子(諏訪さくら)
檀ふみ(柳生雅子)
笠智衆(御前様)
京マチ子(柳生綾)
1976年公開(日本)
寅さんがホラまたホの字
新春にひらく、高嶺の花二輪!
○私のお正月の恒例行事に「男はつらいよ」の鑑賞があります。
で、ライブラリーから今年はどれを観ようかな?と探し出したのが第18作「男はつらいよ 寅次郎純情詩集」です。
「男はつらいよ」シリーズは、8月と12月(夏休みと正月)の年2回公開されているので、12月のお正月映画の方を選びました。
お決まりのラストシーンは、着物姿のさくらさんが、参拝客で賑わう「とらや」を手伝う様子、おせちが並ぶちゃぶ台に置かれた年賀状、そして、寅さんが「思い起こせば、恥ずかしきことの数々……寅次郎 拝」と読み上げる声、どこかの旅先のお正月の縁日で張り切る寅さんの笑顔…というもの。
これを観て、「あ〜、お正月やなぁ」となるわけです。
今作では、マドンナ(京マチ子さん)の娘(檀ふみさん)からの年賀状でしたが…
珍しく今回、寅さんはふられることもなく、黙って身を引くでもなく、切ない別れとなっています。
2024年1月1日、DVDにて鑑賞
京マチ子さん演じるマドンナ「柳生綾」を描きました。
「男はつらいよ」シリーズは2周くらいしてますが、(3、4回観てるものもあります)何度観ても面白いです。
古き良き「日本の風景」、「日本人の心」を観ることが出来て、ほっとします。