『翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜』

監督 武内英樹

脚本 徳永友一

出演 GACKT(麻実麗)

   二階堂ふみ(壇ノ浦百美)

   杏(桔梗魁)

   藤原紀香(神戸市長)

   片岡愛之助(嘉祥寺晃)


2023年公開(日本)


そうだ 関西、行こう。

〈壮大な茶番劇〉第Ⅱ章は天下分け目の東西対決へー。



○2023年の11月23日が公開日だったんですが、昨年末にやっと観ることが出来ました。

いやぁ~、面白かった〜

もともと、原作者魔夜峰央さんの「パタリロ!」のアニメが好きでよく観てたこともあり、一作目も気にはなってたものの、劇場では観れず、Amazonプライム・ビデオで鑑賞。

まさに〈壮大な茶番劇〉、くだらないことをド真剣にやりきるあのノリ、世界観が好きなので一作目もすごく楽しめました。

で、今回の二作目は、虐げられた滋賀県民を救うため、単身フランスに渡り、革命を学んで帰ってきた滋賀解放戦線リーダー「滋賀のオスカル」(もう、この設定だけで持っていかれました(笑))こと桔梗魁を杏さんが演じているとあって、絶対劇場で観ようと思ってました。

私、滋賀県民ですし、杏さんが好きなので…

大阪出身の滋賀県民なので、いろいろと細かい関西ネタで笑えました。

私も滋賀に住み始めた頃は「粉もん食べてへんから、禁断症状が…」とか言うてましたから(笑)

地元ネタに溢れていて、他府県の人が観てどうなの?と心配になるくらいでしたが…

「琵琶湖の水、止めたろか!」は滋賀県民最後の切り札のようなフレーズですが、あんなふうに使われるとは……泣けます(笑)

劇中、重要な存在である飛び出し坊や(交差点などに注意喚起のために設置された看板)の「とび太」。

映画館から駅までの徒歩、駅から自宅までの自転車、幾人もの「とび太」とすれ違いながらの帰り道は滋賀県民にしか味わえない感動でした(笑)

(その中には、バスケの滋賀レイクスのユニフォーム姿のとび太や、眼鏡屋さん前の所ジョージ風とび太などもいます)


2023年12月21日、ユナイテッド・シネマ大津にて鑑賞


ということで、今回描いたイラストは、杏さん演じる「桔梗魁」です。

パンフレットの杏さんのインタビュー記事に「ぜひ滋賀の方たちの感想をお聞きしたいです」とありました。
私は「ビジュアル、所作、雰囲気など全て素晴らしく、最高です。よくぞ、この役を演じてくれました、ありがとうございます。出来ることなら、『琵琶湖』、『西川くん』に続く滋賀県自慢にしたいくらいです。」と答えたいですね。