こんばんは☽・:*
Netflixでずっと気になっていた
「死の賛美」見ました。




日本統治時代に実際にあったお話。
イ・ジョンソク君は文学の才能のあるキム・ウジン。
実家も裕福ですが政略結婚をし、
父親からは家業を継げ、文学なんてやめろの日々。

シン・ヘソンさんはソプラノ歌手ユン・シムドク。
貧しいお家の出身で音楽留学のため日本へ。
弟や妹の留学費用を稼ぐため頑張っています。

日本で出会い、結ばれなかった2人が
互いの苦しみを分かち合いながら
最後は日本から釜山へ行く船で身投げをします。

このときの映像がなく、飛び込んだであろう音だけ。
それが一層二人の切なさというか
生きることへの苦しみを理解させられます。

常に選択をさせられる二人が本当に苦しそうで。
有島武郎の心中に理解を示し行動してしまう。
でもお互いに死ぬと決めて過ごした何日間かは
本当に楽しそうな二人の映像で
そこからの船のラストが余計に切なくなります。

このドラマはほぼノンフィクションなのかな?
この時代ならではの色々な意味での
生への苦しみというのがひしひしと伝わる。

ショートドラマ(全3話)なので
端折られてるとこもあって駆け足感は否めないけど
それを除いても3話目は丁寧に描かれていたと思います。

2人の苦しみが本当に伝わってきました。

このドラマ、映像もとても綺麗だし
私はこの時代の街並みや服装がとても好きなので
見ていて切ないながらも
楽しめるドラマでした。

ウジンとシムドクのラストのキスシーンは
本当に切なく、とても綺麗で
見ていて心をぎゅっと掴まれました。

日本が決していいようには描かれていないので
そこは悲しい部分ではありますが
ジョンソク君の日本語セリフも堪能できますし
個人的にはとてもオススメしたいドラマです。

Netflix配信中なのでぜひ!!!