もう、ここ二、三日は
ブログに載せるようなこともないし、、、、と
思っていましたが、
ありましたーー。
月末なので私も皆さんと同じく銀行へ、、、。
その帰途、来る時と道を変えて散歩がてら
帰ろうと思い歩いていましたら、
手前が駐車場でその向こうにフェンスのある家で
フェンスにからまって咲いている大きな白いバラを
きれいな50歳くらいの
おくさんがパチパチと頭から切ってみえるのです。
どう見てもベージュのゴミ箱のようなものに
放ってみえるようなので、
歩を止めて見ました。
「あの~、それって捨ててみえるんですか」と
つい、声をかけましたら、
「はい、昨日一日中雨でしたでしょう?
花の中に雨が溜まって、もう明日には
芯から腐ってしまうので花びらが
バラバラ落ちては面倒なんです」
近ずいてゴミ箱にうず高く積まれたバラを
よく見れば確かに芯のところが黒ずんでいました。
「でも、これはいいわね~。貰ってもいい?」と
その中の二輪をつまみあげて言うと
「どうぞどうぞ、アッ、ちょっと待っててください」と
庭の奥の方にさいている
赤い元気なバラを一枝切ってきてくださいました。
もう、うれしくって
「まーーうれしい!ブログにのせますね~!」と
頂きました。そのバラがこれです。
ほんとうに匂いも芳しく、すばらしい自然の造形美です。
アラ!よく見たら白ではなく薄ピンクでしたね!
歩きながら考えていた花瓶に早速、挿しました。
お名前も知らない、きれいなおくさん。
貴女から頂いたバラがこんなにも今日の私の気分を
幸せにしてくれました。
ありがとうございました
でも、もし近くのスーパーで出会っても、もう私は
貴女のお顔を忘れてしまいました。
知らぬ顔をしていても許してくださいますか。