今朝の日曜日も ラジオを聞きながら
(日曜日はNHKに決めています)
制作に励んでおりましたが、
高校野球も地元が出ておらず、何だかうるさいし、
聞く気にもならず、第2にチャンネルを変えたところ
「日曜版・カルチャーラジオ」なるもの
をやっていました。
前週の日曜日の夜の再放送ですが、
聞いてよかったー。
近藤富枝とゆう方の講演でした。
大正11年生まれ(90歳)とはおもえない、きれいな
声で一時間、話され、そのバイタリティーに
舌をまきました。75歳のときに少し体調を
くずされた以外は何もなく先日、お医者さんに
90歳ですねと言われて「あ~そうなんだ~」と
思われたくらいだそうです。
戦時中NHKのアナウンサーをされていた時、
海外向けの「大本営発表」を女の声の方が
海外の電波では、よく通るからとかの理由で
その任務をまかされていた時、
「本日は晴天なり」と言うところ、「本日も晴天なり」と
言い間違えたことが後のNHKの朝ドラ
連続テレビ小説「本日も晴天なり」のモデルになった
方なのですって。
32年前のドラマですから、見ていたと思うけど
全然憶えていません。
全く初耳の作家でした。 最後まで声のハリは
そのままで、生まれた時は1キロ半しかなかったし
その頃は保育器もなく、よくここまで生きてこられたとも
話され、専業主婦をやった後に
作家デビューされた方なのです。
日本には、いくらでもすごい女性がみえるな~と
感心しました。
一番最後に、この年まで生きたら「孤独死」が
一番理想の亡くなり方ですよ、世間では
いかにも可哀そうだと言いますが、
人に迷惑もかけないし 私は、
そんな亡くなり方をしたいですとも
話されました。
そういえば、それと同じ話しを
前にも誰かが言っていました。
苦しむ時間としても 短いから孤独ではないと、、、、。
(去年、亡くなった母も、苦しまなかったかしら、、、、)
この年になっても、まだまだ知らない事、知らない人等
いろいろ、ありますね~。
反省などしても追いつかないので、今後を
いかにアンテナをはりめぐらして生きるかですよね。
強く、そう思った日曜日の朝でした。
『夜桜』 2011作