昨日は日本中が、初夏の陽気でしたね。
朝、松坂屋美術館へ「山下清展」を 頂いた券が
あるので行こうと思い金山駅まで行くと
どこかの短大か大学の卒業式なんでしょうか
すごく華やかな一団がいました。
そういえば、朝のラジオでリスナーが
「今日は小学校の卒業式で、今 子供に着付けを
しているところです。女の子ですが袴をはくとゆうので
レンタルしてきました。私もこの子がおわったら
着物をきます」とゆうお母さんからのメールでした。
男のアナウンサーが今は小学校でも着物に袴なんですか~、
なんて驚いていましたが、男の子は、どうするの?
そういえば去年、羽織袴の男の子がテレビに
映っていたっけ。
「山下清展」は結構 盛況でした。
「貼絵」『ともだち』初期の貼絵です。悲しんでる女の子の
手を握って慰めている男の子。
「貼絵」『金せん花』
「油絵」『ぼけ』
山下清は、やっぱり、貼絵が一番好きでは
なかったかと思いました。
作品は今まで、あちこちでよく見た記憶がおりますが
図録はもっていません。こんど、はじめて
絵はがきを買いました。
中学生のときに友人に「名古屋のデパートに
山下清がきてサインが貰えるから行こう」と
誘われて行き、長い列に並んでサインを
もらった記憶がありますが、あのサインは
何処へいってしまったのか、、、、、。
ただ、とても疲れた つまらなさそうな顔をして
ひたすら、サインペンを動かしている
山下清画伯は、はっきりと覚えています。
彼は昭和29年に放浪生活をやめて、
画家として、その後の人生をあるくように
周りから、させられたけど
49歳で亡くなるまでの画家としての山下清は、
その画家人生を幸せに思っていたのかしらと
作品を見ながら フと 、私は考えました。