今日は一気に暖かくなり、家の一年中、
日の当たらない小さな庭も、すこしは
春らしくなってきました。
「上は白い椿」
自作の切り絵には鳥がいますが、もうすぐ このように
花が咲けば鳥が蜜をすいにきます。
鳥の話しといえば 前の日曜日に北国の友から
TELがあり その話の中で
「今朝のラジオを聞いていた?」と言うのです。
それは、リスナーのメールのお話で、
林の近くを散歩していたら小鳥の群れがいて
暫し、足をとめてその鳥たちをみていたそうです。
すると、その中の一羽がチラチラと、こちらを見て
目と目があい、ひょっとしたらと思い手袋の手を
差し出したら、パッときて とまったとゆうのです。
それは とても軽くて、
『ア~この小鳥の命の重さなんだ』と
思ったとゆうメールでした。
「うん、聞いたわ」と言うと
「何てゆう名の鳥だったかしら?」と彼女が聞くので
「ベットの中で聞いていたから、あんまり覚えていないけど
確か シジュウカラだったんじゃない?」と答えると
「違う!そんな名ではなかったわよ。」
「ウ~ン、それならヤマガラだったっけ。兎に角
カラがついてたわ。」
「そう、そう ヤマガラと言っていたわよね。あの鳥って
昔、縁日で、おみくじをひいていたわよね。
貴女も覚えがあるでしょう?」
「あるある」と答えたものの私は後々の映像とか、
写真でみたことはあるけど実際にはみていないと思う。
昔の縁日といえば
すし飯をつくる大きなタライのような桶に白い飴を入れて
それを、大工さんが使うノミでカンカンと削って売る
飴屋さんとか、綿菓子とか、夏はガリガリとかいた
氷を、棒を差し込んだ木型で押して今のキャンデーの
形にして赤や緑のシロップをかけてくれる氷屋さんとか
食いしん坊の私は食べるものしか覚えていないわね~。
多分私の住んでた町の縁日には、ヤマガラのおみくじは
来たことないんじゃないかな~。
ネットで「ヤマガラのおみくじ」を見ると可哀そうなくらい
一生県命おみくじを引いていますよ。
(今でも、やっているんだね~ オドロイタ)
ヤマガラは利口な鳥なんです。
鳥と、動物と、花の好きな北国の友に早く春が
きますように・・・・・。