全く、「天は二物を与えず」なんて言葉は
嘘だわね~とこの頃、よくおもいます。
TVを見ていても綺麗でスタイルがよくて
東大や京大を出ているとゆう二物も三物も
持ち合わせている若い人がジャラジャラ出ていて
へーーー!と感心してしまいますもの。
羨ましいのを通りこして感心するのみ。
中川一政画伯も堂本印象画伯と同じく
油絵、陶器、本の装丁、挿絵、書 それらを
飾る額までも自作され、全くすごい方ですね。
「写真がないので図録より」
本当に、どれをとっても、すごい!の一言です。
又、絵に添えられた詩も うまく、
特に「野の娘」とゆう愛する妹愛子さんへの
画にそえた詩は笑えて又、哀しき愛(いと)しい詩です。
そして 先生の文章より
「人間とゆうものは めいめいが自分の物差しを
もって、それで万事をはかって暮らしている。
それでよいのだし、その他に生活の方法はない。
しかし自分の尺度だけでは はかれないものが
あるとゆうことを漠然とでも感じていなければ
ならない。」
いい言葉だな~と思い書き留めておいた文
ですが、私はこの年になるまで、誰にきかれても
「うーーん いい言葉だね~。」といわれる事を
言ったためしがない。 全く トホホです。
兎に角、文才もありとゆうスーパーマンの芸術家
だったんですね。
「右はご自身が作られた額に入った絵」
神奈川県の真鶴町の中川一政美術館の小高い
丘を上がると喫茶があり、なんと!その途中に
赤い消防自動車が壁面総ガラス張りの小屋の
中にれいれいしく飾られ、なんだ???と思いきや
石原プロモーションから寄贈されたものなんだ
そうです。どうしてこの町に?とゆうと「西部警察」とか
ゆうドラマのロケ中にスタッフの一人が車で
人身事故を起して、あのドラマが中止になり、
撮影で使おうと思い用意していた消防自動車が
不用になったため全国に ほしい方に
おゆずりしますと募集したところ応募の中から
真鶴町が当たったとゆう次第だそうで、
小屋は石原プロモーションが
建ててくれたとゆう思いがけない物が、見られた
美術館巡りでしたが、
美術館は半島の自然公園の林の中に建つ
とても良いところでしたよ。
もう一度、たずねたい美術館です。