仕事をリタイアして一年ほどたったある日、


一通の手紙を、受け取りました。仲の良い80歳の


ご婦人で、内容は、亡くなった嫁の一周忌に先日、


息子が嫁の習っていた「刺繍」「七宝焼き」


「中国切り絵」などを会場を借りて展覧会を開催し


多くの方に見てもらい良い供養になりましたと


ゆう内容で、すぐ、TELをして「なぜ、呼んで


下さらなかったんですか。」と言うと「遠いから


ご迷惑と思い、言いませんでしたが、よかったら


家の方に来てください。」と、おっしゃるので近鉄に


乗ってハルバルいきました。


それは、息子さんの台湾勤務に同行された、


お嫁さんが二年の間に、あちらのおじいさんの


切り絵の先生に習ったとゆうもので、中国独特の


獅子の着ぐるみの人が玉乗りをしている図とか


クジャクとか牡丹とか、お手本どおりに


全部、黒の紙で切ってあるものでした。


黒い紙は私は、あまり好きではありません。


やはり、小宮山先生のように、きれいな色の


紙が好きだわネ。


デンマークには窓辺に飾るかわいい切り絵が


あるし、(日本では湿度が多いので不向き。)


スイスには、それを職業にしている素晴らしい


切り絵があるし、中国もプロのすごい人もいるし


そして、日本には昔から紋を切った型紙が


色んな面白い図案であるし、その紋の型紙を着物の


上に染めるために、同じ型を何度も使ったので、


同じ事をやることを「紋切型」と、言うのですヨ。


琉球の紅型染の着物の展覧会に行ったら、何に


感動したかといって、着物より、それを染める為の


型紙の見事なこと。紙の細いところが切れない


ように、細い糸が張ってあり、すごい!すごい!


藤島誠治氏の影絵は、うまく切れたかな~と


夜、切り絵をやっていて、電気に透かしたら、


あまりにもきれいだったので、影絵を思い


つかれたそうです。


ネットで見ると、いろいろなクラブや、同好会が


ありますが、私は、どこまでも、一匹オオカミで


やっていくつもりでございます~。



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「上下とも、もう不用のものですが・・・

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