ずっと自分は馬鹿で、ただ待っているだけの人間だと思っていた。


歳を重ねるにつれて、死ぬ勇気さえ失ってしまったのかもしれないと、ずっと思っていた。


もしかしたら心のどこかではわかっていたのかもしれない。生きている年数が増えるほど、背負わなければならない責任も増えていくことを。


生きる一秒一秒が、周りの人たちとの繋がりを、もっと深く、もっと強くしていくことを。

馬鹿みたいに、ただ待っているだけ。

それとも、本当は賢く、いつか状況が良くなる瞬間を待っていたのだろうか。


あるいは数年後、つらい記憶に埋もれた、ほんのわずかな幸せのために生き続けた自分を、馬鹿だったと笑う日が来るのだろうか。

今日、私は息ができる。