「モテキ」「バクマン。」の大根仁が監督を務め、

綾野剛と豊川悦司が主演するNetflixシリーズ

「地面師たち」(全7話)の本予告



キーアートがお披露目された。

本作は、実際に起きた詐欺事件をもとにした新庄耕の同名小説を原作に、不動産売買を餌に巨額の金を騙し取る詐欺師集団“地面師”による前代未聞の事件を描く。綾野、豊川のほか北村一輝、小池栄子、ピエール瀧、染谷将太、アントニー、松岡依都美、吉村界人、松尾諭、駿河太郎、マキタスポーツ、山本耕史、池田エライザ、リリー・フランキーが出演する。

 再び土地価格が高騰し始めた東京。辻本拓海(綾野)は、ハリソン山中(豊川)と名乗る大物不動産詐欺師グループのリーダーと出会い、「情報屋」の竹下(北村)、なりすまし犯をキャスティングする「手配師」の麗子(小池)、「法律屋」の後藤(ピエール瀧)らとともに、「交渉役」として不動産詐欺を働いていた。

次のターゲットは過去最大の100億円不動産。

地主、土地開発に焦りを見せる大手デベロッパーとの狡猾な駆け引きが繰り広げられるなか、

警察が地面師たちの背後に迫る。次々と明らかになる拓海の過去とハリソンの非道な手口。

前代未聞の綱渡りの不正取引、迫りくる捜査……

果たして100億円詐欺は成功するのか。

 このほど公開された本予告には、ハリソン山中

を筆頭に巨額の土地を手に入れるため綿密に計画を

立て実行する地面師グループと、

そんな彼らに騙されるデベロッパーや地主たち、

そして地面師を追う刑事たちという三つ巴の欲望が

絡み合うさまが収められた。容赦のない騙し合いのなかでタガが外れ、最後には涙する辻本の姿が緊迫感と狂気にあふれた仕上がりになっている。




あわせて、劇伴音楽を「電気グルーヴ」の石野卓球が担当していることが発表された。石野にとって初の劇伴制作であり、大根監督のラブコールで実現した今回のコラボレーション。石野は、大根監督との最初の打ち合わせを振り返り、「僕が昔出したアルバム『LUNATIQUE』のイメージでまずはメインテーマを作って欲しいです、というお話がありました。あとは全体的に『不穏な感じで』と。具体的なイメージを言ってもらえたので、話は早かったです」と語っている。

 「地面師たち」は、7月25日からNetflixで世界独占配信。