全世界で興収3億2000万ドルを超えるヒットを記録したデイヴィッド・フランケル監督の

プラダを着た悪魔』(06)の続編企画が、

現在ディズニーのもとで進行していることが

わかった。「Variety」など全米複数メディアが

報じている。





「VOGUE」の編集長アナ・ウィンターのアシスタントを務めた経験があるローレン・ワイズバーガーが実体験をベースに2003年に発表した小説を原作にした同作。ジャーナリスト志望の主人公アンドレアがファッション雑誌の編集部に配属となり、絶大な影響力を持ち“悪魔”と呼ばれる編集長のミランダにしごかれ奮闘しながら成長する姿が描かれていった


ミランダ役を演じたメリル・ストリープは、この演技でゴールデン・グローブ賞主演女優賞(コメディ・ミュージカル部門)を受賞。また11度目のアカデミー賞主演女優賞ノミネート(助演女優賞を含めると14度目)を果たすなど大絶賛を獲得。アンドレア役のアン・ハサウェイと、同じくアシスタントのエミリーを演じたエミリー・ブラントが、これを機に大ブレイクを果たしたことでも知られている。



今回の報道によれば、現在はまだ1作目でも脚本を務めたアライン・ブロッシュ・マッケンナへの契約交渉が進められている段階で、キャスト陣の復帰についてはまだ明らかになっていない。ストーリーとしては伝統的な雑誌出版が衰退していくなかで、ミランダが多額な広告費をにぎる大手企業の幹部となったエミリーと対決する姿が描かれるとのことで、ストリープとブラントのカムバックには期待がもてそうだ。



公開当時には日本でも大ブームを巻き起こし、ハサウェイの人気が急騰するなどいまでも根強い人気を誇る『プラダを着た悪魔』。約20年ぶりの続編も大きな話題を集めること間違いなし。今後の続報を楽しみに待とう!