俳優の綾野剛、豊川悦司が4日、

都内で行われたNetflixシリーズ『地面師たち』

(動画配信サービス「Netflix」で25日から独占配信、全7話)の完成報告会に参加した。




 実在の地面師事件に着想を得た新庄耕氏の小説が

原作。不動産売買をエサに巨額の金を騙し取る

詐欺師集団<地面師>による前代未聞の事件を描く。綾野剛は地面師詐欺の道に踏み込む男・辻本拓海役、豊川悦司は巨額詐欺を率いる大物地面師・ハリソン山中を演じる。「交渉役」の拓海のほか、「情報屋」の竹下(北村一輝)、なりすまし犯をキャスティングする「手配師」の麗子(小池栄子)、「法律屋」の後藤(ピエール瀧)が登場する。




 お気に入りシーンについての質問が。豊川は「1話で言いますと、やっぱり冒頭のティザー予告でも使われているシーン、綾野くんを誘うところですかね」とする。「そこから話は始まっていくんですけれど、現場もまだ2日目ぐらいの撮影だった。スタッフの間にも緊張感があって、とても素晴らしいシーンが作れたんじゃないかなと思います」と自信を豊川が見せる。

 綾野も「本当に瞳に吸い込まれていくというか。実はあのシーンは、とても絶望的な状態から自分は始まってるので。ある面ではとてもオアシスのように思うし、とてもミステリアスで触れてみたいっていう人の業に訴えかけてくるような。あの時の拓海は、ハリソンさんと一緒に時を過ごすことしか、もしかしたら彼の中では選択肢がなかったのかなと思います。とても自然なことだと思います」と明かしていた。

 イベントには、北村一輝、小池栄子、ピエール瀧、大根仁監督も参加した。