🏹『ツルネ -風舞高校弓道部-

(ツルネ かぜまいこうこうきゅうどうぶ)





📽第1期は2018年10月22日から2019年1月21日まで

NHK総合テレビにて放送された


宝石ブルー全13話

🇯🇵日本アニメ(京都アニメーション)

🎞監督 山村卓也






🏹第1話


少年は矢庭に 


 湊には、心捕らわれた音――「弦音」がある。幼い頃に母と一緒に弓道を見て、たちまち魅了された湊は、中学校で弓道部に入るが最後の試合で敗北。その要因ともなった、ある「病」を抱えた湊は、弓道から距離を置くようになってしまった。地元の風舞高校に進学しても、もう弓道はしないと言い張る湊だったが……。



🏹第2話



矢も楯も堪らず 


 湊が患っていたのは、「早気」という弓引きにとって恐ろしい病だった。弓道部の説明会で射を失敗し、逃げるように学校を飛び出した湊は、偶然辿り着いた夜多の森弓道場で、美しい弦音を響かせる謎の男・マサさんと出会う。最初は警戒していた湊も、マサさんの快活な人柄に少しずつだが心を開きはじめ……。



🏹第3話


出会いの矢先 


 風舞高校弓道部へ入部した湊。静弥と遼平、そして七緒は快く受け入れるが、海斗はころころと考えを変える湊を信用できないと突っぱねる。なんとか海斗との距離を縮めようとする湊だったが……。新生・風舞高校弓道部に、いきなり嵐の予感!?



🏹第4話


合わない筈

少しだが湊のことを信用するようになった海斗。マサさんをコーチとして迎え、風舞高校弓道部は県大会予選を突破するために合宿を行うことになる。その直前、部内で模擬試合が行われ、なんと負けた方は合宿中「○○」として過ごすことに!? 何とか回避しようと試合に臨む5人だったが……



🏹第5話

矢の使いで 


 部内試合に負け、栄えある「下僕」となった湊たち男子5人。朝早くから境内の掃除に勤しみ、食事の用意もして……。って弓道の練習は!? 練習ができないことに不満を覚える5人だったが、どうやらトミー先生とマサさんには狙いがあるようで……。



🏹第6話


弓引く理由(わけ) 


 弓道の強豪校・私立桐先高校。そこには「貴公子」と呼ばれる射手・藤原愁がいる。高校1年生とは思えない風格のある射は、腕に覚えのある上級生たちをも圧倒する。それは、県大会予選出場メンバー選抜の校内試合でも変わりなくて……。




🏹第7話



再、会 


 いよいよ開幕した、県大会予選。この予選で上位に入らなければ、県大会へは進めない。風舞高校弓道部にとっては初の公式試合。会場へやって来た湊たちは、桐先高校の愁たちと遭遇して、早くも一触即発の雰囲気に!?



🏹第8話


矢を向けて 


 初めて挑む公式試合の団体戦。前日の個人戦で調子を崩した海斗だったが、やる気は十分。湊も愁の射を久しぶりに見て、奮い立っていた。緊張している遼平にいつも通り気楽そうな七緒と冷静な静弥。いざ試合開始!……と思いきや、開始直前に射順が変更され、同組はまさかの――!?



🏹第9話


明かせぬ手の内 


 なんとか予選を突破し、県大会へ出場することになった風舞高校弓道部。県大会に向けてチーム全員が一丸となって猛練習中! と言いたいところだが、熱が入りすぎて、あわや空回り。そんな中、静弥はどこか心ここにあらずといった様子で…。



🏹第10話


離れぬ心 


 雨に打たれたせいか、熱を出して学校を休んでしまった静弥。4人で練習する湊たちだったが、県大会予選突破の勢いはどこへやら。部長不在のせいか、些細なことでギクシャクし始める……。それを心配した妹尾たちがマサさんに相談したところ、彼には「奥の手」があると言う……。



🏹第11話


空筈(からはず)の痛み 


 憑き物が取れたように、以前よりも明るい表情をみせる静弥。他のメンバーもそれを感じているようで、あとは県大会に向けて練習あるのみといったところ。しかし今度はマサさんが浮かない表情を見せ始める。ある日、湊が弓道場に忘れ物を取りに行くと、トミー先生とマサさんが何やら深刻そうに話し込んでいて……。



🏹第12話


五本の矢 


 マサさんが事故に遭った――。蓮からの知らせに動揺する風舞高校弓道部。マサさんのことが気がかりで、これから始まる試合に集中できていない男子たちを女子が一喝。試合に向けて頭を切り替えようと努める湊たちだが、そう簡単にできるはずもなく……。試合に向かう5人の背中をトミー先生は心配そうに見守るのだった。



🏹第13話(最終回)


かけがえのない 


 全ての《出会い》はあの弦音から始まった。「再生」した風舞高校弓道部で、立ちはだかる試練をもがきながらも乗り越え、仲間との絆を深めてきた湊たち5人。春が過ぎ、緑が深まる初夏――辿り着いた県大会決勝。弓道によって出会い、若葉のように成長してきた彼らが手にする未来とは――。