フジテレビのバラエティ番組『相葉◎×部』(毎週土曜16:30~ ※関東ローカル)のイベント

『相葉◎×部presents 覆面振付バトル部FES』が

19日、東京・豊洲PITで開催され、

2,607人の観客を前に番組MCの相葉雅紀が3年半ぶりにステージでのダンスを披露した。



■えなり顔アバンギャルディのダンスに

「言葉が出ません…」 「覆面振付バトル部」は、

ダンスに自信のある芸能人が指定された曲を振付し、顔を隠して収録したダンス動画で対決する番組の

人気コーナー。今回は、

覆面振付バトル部・部長の松田元太率いる

Travis Japanと、

世界で活躍するダンスグループ・アバンギャルディが、Adoの「新世界」を課題曲として、

ステージでダンスバトルを繰り広げた。

 オープニングアクトで「T.G.I. Friday Night」を

披露したTravis Japanは、これまで

「覆面振付バトル部」で負け知らず。

松田は「部長として、誰よりも気合い入ってます」と鼻息が荒い。対するアバンギャルディのプロデューサーである振付師・akaneも

「自信しかありません!」「私たちアバンギャルディがぶちかましたいと思います!」とけん制した。

 審査方法は、すでに投稿されているTikTok動画の

「いいね」数で上回ったほうが1票。さらに、

相葉、えなりかずき、s**t kingzのshojiとkazukiがそれぞれ1票を持ち、計5票を取り合う。

 TikTokでは両チームえなりかずき顔の覆面をかぶってダンスを披露したが、この日のステージでは

Travis Japanが素顔でパフォーマンスした一方、

アバンギャルディはここでもえなりかずき顔の

覆面を装着。視界が狭いハンデがあるにもかかわらず、キレッキレのダンスを見せ、

相葉は「ちょっとすごすぎない!?」と驚き、

松田も「言葉が出ません…」と絶句した。 

結果は、3-2でアバンギャルディの勝利。

松田は「悔しいんですけど、学びも多かったです。

悔しくて涙が……出そうっす! マジで」と

粘るも涙は流れず、akaneは「(Travis Japanは)すごいライバルだと思いながら、

絶対負けないという気持ちで頑張りました!」と

メンバーを称えた。 対決が終わるとノーサイドで、

最後は両チーム含め全員で客席をバックに記念撮影。相葉は「嵐の活動休止前最後のライブは無観客だったから、今日は皆さんの声が聴けて本当にうれしいです」と感慨深げだ。





■“振付を覚える脳”が再始動「またやりたい」  

その後、アバンギャルディがYOASOBIの「アイドル」で圧巻のダンスを披露し、続いてTravis Japanの

「夢のHollywood」へ。ここにアバンギャルディが

コラボするだけでなく、相葉が姿を現し、

会場はこの日一番の大歓声だ。akaneの振付で、

“相葉ンギャルディ withT”としてダンス&歌唱を

披露した。 嵐の活動休止以来、

「マジのステージダンス」は3年半ぶりだという

相葉は「朝からずっと緊張してた。(ダンス対決の)

審査員やってたけど、このことばっかり考えてた!」と気が気でなかったことを告白。会場には、

汗だくになってフジテレビのリハーサル室でダンス

練習に打ち込む相葉の姿が映し出された。

 七夕の願い事で「相葉くんと共演したい」と書いたというTravis Japanの七五三掛龍也は、

夢がかなって「もううれしすぎて感動です! 僕たちが

大切にしている『夢のHollywood』を踊ってくれて、

本当にありがとうございます!」とまさに感謝感激状態で、松田も「マジで嵐っすね! 超興奮しました! 一緒に踊れて幸せでした!」と思いを述べるが、相葉は「Travisファンの皆さん、お邪魔しました」と謙虚にコメント。 そして、相葉が「特別なステージになりましたね。3年半、振付を覚える脳を停止していたんで、皆さんとステージに立てたのがいい経験になりましたし、機会があればまたやりたいです」と意欲を示すと、会場からはまた一段と大きな歓声があがった。 



■えなりかずき、プレッシャーから大成功 これで出演者は舞台袖に下がったが、会場から「アンコール! アンコール!」の声があがり、えなりかずきが登場。えなりがシャンパンタワーのテーブルクロス引きを成功させたらアンコールでもう1曲、失敗したらこの日は終了というチャレンジ企画が行われることが発表され、「アンコール!」は「えーなーり!」コールに変貌してボルテージが上がる。 ドラムロールに煽られたえなりは、プレッシャーに耐えきれず、「ちょっと待ってください! 心の準備をさせてください!」と懇願。「私、このために1か月準備しまして、成功率53%です」と会場を不安にさせるも、「野球選手だったらすごい打ってます!」と強調する。そしていざ実践すると見事成功を収め、文字通り飛び上がって喜んだ。 アンコール曲は、前々身番組『VS魂』のテーマソング「New Again! Again and Again!」が、相葉のボーカルで披露され、相葉は「大成功だったと思います」「本当に日々支えられてるんだと実感したフェスでした」と総括した。 最後に、えなりが今回のフェスを提案したのが相葉だったことを明かし、「本当に素敵な場を頂いてありがとうございます」と感謝。久々にステージに立って「なんかいろいろ思い出しちゃった」という相葉は目を拭うしぐさを見せたが、涙ではなく「汗~!」とすぐに笑顔を見せていた。 このイベントの模様は、FODなどで30日までPPV(ペイ・パー・ビュー)で配信されている。