劇場用長編作品を製作するアニメーションスタジオとして、1985年に設立された「スタジオジブリ」。




これまでに数々の名作を世に送り出してきましたが、中には涙なしでは見られないシーンが満載の作品も多いですよね。 

そこで今回は、一番泣いたジブリ映画はどの作品なのかについてアンケートを行い、

ランキングにしてみました。 

3位 コクリコ坂から

 2位 魔女の宅急便 

1位 ??? 


 3位は『コクリコ坂から』!



 少女漫画誌『なかよし』に連載された人気漫画を

原作に、時代設定などを変更してアニメ化した作品。1963年の横浜を舞台に、

港の見える丘に建つコクリコ荘に暮らす16歳の少女・松崎海と、同じ高校に通う新聞部の

少年・風間俊の恋愛模様や青春が描かれます。

企画と脚本を宮崎駿が、

監督を宮崎駿の息子・宮崎吾朗が務めました。


 劇場公開日:2011年7月16日 

原作:高橋千鶴、佐山哲郎 

企画・脚本:宮崎駿

 監督:宮崎吾朗 

キャスト:長澤まさみ(松崎海 役)、

岡田准一(風間俊 役)、

竹下景子(松崎花 役) 他









2位は『魔女の宅急便』!






角野栄子の同名児童文学シリーズを宮崎駿の監督で

アニメ化した作品。

魔女の母親と人間の父親の下で育ち、

13歳となった少女・キキが、しきたりに従って黒猫のジジと共に魔女修行へと旅立ち、

たどり着いた海沿いの街・コリコで、パン屋のおソノや街で出会った少年・トンボらとの交流を重ねながら、成長していく姿が描かれます。


 劇場公開日:1989年7月29日 

原作:角野栄子 

プロデューサー・脚本・監督:宮崎駿 

キャスト:高山みなみ(キキ/ウルスラ 役)、

佐久間レイ(ジジ 役)、山口勝平(トンボ 役) 他











 1位は『火垂るの墓』!









「第58回 直木賞」を受賞した野坂昭如の短編小説を、スタジオジブリの高畑勲が映画化した作品。

戦時下の日本で空襲によって家を焼け出され、

母親まで失った14歳の少年・清太と4歳の妹・節子。

身を寄せた親戚宅での扱いに耐えきれず、

防空壕(ごう)に住みついた清太と節子が、

貧しいながらも精いっぱいに生きる姿が描かれます。







劇場公開日:1988年4月16日 

原作:野坂昭如 

脚本・監督:高畑勲 


キャスト:辰巳努(清太 役)、

白石綾乃(節子 役)、志乃原良子(母 役) 他 


つつましく暮らすきょうだいが迎える悲しい結末に涙をこらえきれない名作『火垂るの墓』が1位に

輝いた今回のランキング。