アニメ化もされた小説「響け!ユーフォニアム」シリーズで知られる武田綾乃さんが原作を手がけるマンガ「花は咲く、修羅の如く」が、
2025年にテレビアニメ化されることが明らかになった。
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同作は、武田さんが原作、むっしゅさんがマンガを手がけ、2021年6月から「ウルトラジャンプ」(集英社)で連載中。島の子供たちに向けて朗読会を開くほど朗読が好きな少女・春山花奈の“読み”に人をひきつける力を感じた薄頼瑞希は、自身が部長を務める放送部へ花奈を誘う……という展開。コミックス最新7巻が6月19日に発売される。
原作者の武田さんは「アニメ化決定、大変おめでたいですね。これまで応援してくださった皆さんに感謝です! そしてこれを機にもっと多くの方に読んでもらえるとうれしいです。『花は咲く、修羅の如く』は放送部のマンガということで、声についての描写が非常に多い作品です。演じる声優さんはとても大変だろうなと思っていますが、一視聴者として作中の朗読を実際に聞けることが楽しみです」とコメントを寄せている。
むっしゅさんは「アニメ化していただくことで皆の生きている姿が見られたり、実際に声で聞けるのがとっってもうれしいです。いのちを感じます。本当にありがとうございます! アニメであたらしい世界に触れられるのを楽しみにしております!!」と話している。
春山花奈役の藤寺さんは「オーディションの結果を聞いた時は本当に驚きと、もっと頑張ろうという気持ちで胸がいっぱいになりました。すてきな作品に携わらせていただくことができ、とても光栄で身が引き締まる思いです。現在、私自身が花奈ちゃんと同じ高校生で、原作を読んでいても共感することがたくさんありました。放送部の活動を通して成長していく花奈ちゃんと共に精いっぱい頑張りますので、よろしくお願いいたします」と意気込みを語っている。
薄頼瑞希役の島袋さんは「過去を振り返ると苦い思い出ばかりの私にとって、学生時代の記憶はふたをしておきたいものでした。けれど、はじめて『花は咲く、修羅の如く』を読んだ時、アナウンス原稿のあまりのリアルさに学生時代の記憶が波のように押し寄せてきました。今作の肥やしになると信じて自らの過去とも向き合っていき、朗読と、そして瑞希に心から寄り添っていけるよう努めます。太陽のように周囲を明るく照らす瑞希を演じられるのが今から楽しみです。よろしくお願いいたします」と語っている。
◇スタッフ(敬称略)
監督:宇和野歩▽シリーズ構成:筆安一幸▽キャラクターデザイン:相音光▽アニメーション制作:スタジオバインド
◇キャスト(敬称略)